わからない事をそのままにしない、作業療法学科の実技授業の様子

皆さんは、学校選びをするときに何を基準にしていますか?

 

 

就職率・国家試験合格率・通学のしやすさ・カリキュラム内容・実習時間・etc…人それぞれ何を重視するかは違うと思いますが、日リハの学生たちにこの学校の良さを聞いてみると、「先生との距離の近さ」をあげる学生がとても多いです。

 

 

そこで今回は、普段の授業の様子をお伝えしながら、その「先生との距離の近さ」を少しでもお伝えできればと思っています。

 

 

ということで、作業療法学科昼間部1年生の授業「機能解剖学」にお邪魔してきました。

 

 

この日は実技授業ということでみんなは動きやすい服装で授業にのぞんでいます。もちろん、実技試験や外部の実習(または一部の授業)ではケーシー(白衣)を着るのですが、普段の授業ではこんな風に、短パン・Tシャツなどが多いです。

 

 

 

 

この日は実技演習で、体幹や四肢の周径、特に下肢(下肢長、大腿長、足長など)の計測をしていました。

 

 

 

 

まずは、骨指標となる箇所にシールを貼り、そこからの長さを計測していきます。正しく計測するためには、骨指標の位置を正しく把握しなければなりませんが、1年生にとってはこの骨指標を探すのも一苦労。なかなか正しく計測できません。

 

 

そんな時は、先生を呼んで教えてもらいましょう!

 

 

「先生、ここがわからないので教えてください!!」

 

 

 

 

日リハの実技授業では、必要に応じて2名以上の先生が授業に入って学生のみんなをフォローしていきます。少人数クラスの日リハですが、それでも特に実技授業では1人の先生だけでは限られた時間で全員を見ることはどうしても難しい場合があります。

 

 

そこで2名以上の先生が授業に入ることで、

 

 

35対1

 

 

 

 

17.5対1

 

 

になり、

 

 

さらに3名の先生がいれば

 

 

11.7対1

 

 

となります。

 

 

※日リハの作業療法学科(1クラス35名)の場合。理学療法学科は1クラス40名です。

 

 

つまり、1人ずつを見ていく時間が増えていくことで、わからなかったことをそのままにしてしまうのではなく、すぐにその場できちんとわかるように説明してくれるのです。

 

 

 

 

先生がいつもこんなに近くにいてくれたら、コミュニケーションが取りやすく、自然と先生との距離が近くなっていきますね。

 

 

日リハでは、このように少人数ならではのメリットを生かして、手厚いフォローで学生一人ひとりと向き合って指導していくので、全員がきちんと技術を身につけることができるのです。

 

 

 

 

今回は、実技授業を通して、日リハの魅力の一つでもある先生との距離の近さや先生の手厚いフォローについてご紹介しました。

 

 

即戦力の理学療法士・作業療法士を目指している皆さん、日リハなら一人ひとりに合わせてしっかり個別フォローしていきますので、安心して勉強することができますよ!!

実技試験に向けて、放課後の時間を使って実技練習~日リハの日常

日リハの授業は大きく前期・後期に分かれています。これは理学療法学科でも作業療法学科でも、昼間部でも夜間部でも基本的には同じです。

 

 

そして、前期と後期にそれぞれテスト期間が設けられていて、特にそのテスト前(期間中も)は学生のみなさんは自習室や図書室、空いている教室を利用して、グループ学習や自己学習に積極的に取り組んでいます。

 

 

※前期・後期の間だけではなく授業に合わせて小テストや実技試験なども随時実施されます。

 

 

今回は、実技試験直前の理学療法学科昼間部3年生の実技練習の時間にお邪魔して様子をみてきました。

 

 

 

 

 

 

実は、この実技試験のあとすぐに、今度は OSCEが待っているということで、みんなかなり熱の入った実技練習をしていました。

 

 

 

 

手軽にスマートフォンで動画を撮れるので、後で自分達の動きの復習ができますね。

 

 

 

 

わからないことがあれば、図書室で調べてみましょう。

 

 

 

 

先生の手助けが必要な時は、遠慮なくお願いしてみましょう!自習時間とはいえ、先生は駆けつけてきてしっかり教えてくれますよ!この先生との距離の近さが日リハの魅力の一つでもあると思います!

 

 

 

 

そして日リハでは、授業で使っていない教室を学生に開放していて、申請すれば自由に使ってもらえるようにしているのです。もちろん必要であれば、備品なども使うこともできますよ。

 

 

 

 

特に実技に関しては、何度もなんども繰り返し練習して体に染み込ませてください。そして、何度か繰り返している時に、ふと「これだ!」と何かコツのようなものを掴める瞬間があると思います。それをぜひ掴んでもらいたいと思っています。

 

 

そして、理学療法士・作業療法士になってからも、ここで覚えたことが自然とできるようになってくれれば嬉しいです。

まずは、ここから~1年次の早期に病院を見学する「EEP」

日リハの特徴の一つに、1年次の早期から病院を見学する「EEP」があります。まずは実際に理学療法士・作業療法士が働いている現場を見て、将来の自分をイメージし、これから4年間の学習へのモチベーションを高めてもらうための取り組みの一つです。

 

 

先日、今年度入学した1年生が、千葉県船橋市立リハビリテーション病院と埼玉県所沢市にある国立リハビリテーションセンターに見学実習に行って来ました。

 

 

どちらも、現在の最先端を行くリハビリテーション病院ですので、最新の設備があることはもちろんの事、他ではなかなかできないような取り組みも積極的に取り入れています。

 

 

船橋市立リハビリテーション病院の見学は、理事長である石川先生にもご講演いただきました。石川先生は日リハの卒業式でも祝辞を述べていただくなど、日リハ開校当初から今に至るまで、ずっと日リハの教育を支えていただいています。

 

 

 

 

 

 

日リハの校長先生は代々、国立リハビリテーションセンターの院長やセンター長が務めています。そのような関係もあって、このような早期の見学実習を受け入れていただくことができるのです。

 

 

 

 

 

 

学生たちは、病院の先生方からの説明や実際に理学療法士・作業療法士が働くシーンを通して、患者様に対してどのように接しているかを目の当たりにすることで、医療人としての必要なマナーや接遇を始め、とても多くのことを学んだことと思います。

 

 

 

 

 

 

この経験を大切にして、これからの勉強に役立ててください!