子ども一人ひとりの思考力の育て方

先日、日リハかんだ川会主催第7回市民講座を開催いたしました。今回のテーマは、子育て支援講座『家庭で出来る思考力育成講座』でした。

 

 

 

いわゆる「医療」「リハビリテーション」などとは少しだけ趣が違いますね。

 

 

 

子ども達に必要な力の一つに「思考力」があります。文字通り「考える力」ですが、「思考力」は勉強の基礎であり、国語・算数・理科・社会の根幹となるのはもちろん、AIにとられない仕事をするための基礎力となります。

 

 

 

そこで今回の市民講座では、渋谷にある考学舎の代表 坂本 聰先生を講師にお迎えし、坂本先生が20年間の経験で培われてきた教育方法をご紹介いただきました。

 

 

 

 


 

 

考学舎について

考学舎では「自ら考え決断し行動できる力を育てる」を目的に、独自の科目横断カリキュラムで思考力をつける学びの場で、小学生から高校生までがそれぞれのペースで、でも他者を尊重しながら学んでいます。

考学舎のホームページはこちらです。

 

 


 

 

今回の市民講座には、当校の卒業生や在校生をはじめとして、学校の先生、美容師、会社員、SE、飲食店の方などなど、たくさんの一般の方々にもご参加いただきました。

 

 

 

 

 

坂本先生は、ご参加いただいた皆様からの質問にも、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。

 

 

 

 

 

 

ご参加いただいた皆様からの感想の一部を紹介させていただきます。

 


 

・子供だけでは無く大人にも関係する内容で非常に勉強になった。

 

・子育て以外にも普段の生活や仕事において生かせる内容が多く勉強になりました。

 

・貴重なお話ありがとうございました。知識を知恵に変え、業務での情報探索や情報選択をするように心がけていました。しかし、本日のお話をきき、パターンに知識を当てはめていたことに気づきました。今後何故その考え方を使うのかという視点を持ってみたいと思います。

 

・先生がおっしゃっていた「キライな人に言われたことは正しくない」「スキな人に言われたことは正しい」と思ってしまうというのはすごく共感しました。それで思考を終わらせてしまうことがよくありますが、これからはもっとなぜを考えていこうと思いました。

 

・とても充実した時間でした。ありがとうございました。

 

 


 

 

ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました!

 

今後も、日リハかんだ川会主催市民講座を開催いたします。次回もぜひご期待ください。

 

 

 

もうすぐ水輪祭

早いもので、令和元年の10月も終わろうとしていますが、毎年このシーズンに開催している日リハの学校行事があります。

 

 

それは、

 

 

日リハの文化祭「水輪祭」です!

 

 

 

 

第23回目となる今年は、11/2(土)に開催します。

 

 

 

 

昨年は、

 

やきそば、

じゃがバター、

トン汁、

チュロス、

etc…

 

沢山の美味しいお店がありました。

 

 

 

 

縁日や同窓会ブースもありましたね。

 

 

 

今年はどんなお店が出るのでしょうか??

 

 

 

 

毎年恒例の餅つきは健在!?

 

 

 

 

ぜひ皆様、気軽に遊びに来て下さい!

 

 

 

※写真は昨年の様子です

現役のセラピストを迎えて

日リハの即戦力教育の一環で、OSCE(オスキー)を行っています。

 

OSCEは初めての長期実習を控えた学生が、今まで学内で学んできた技術が身についているかどうか、模擬患者に対して評価を行う試験になります。

 

今回は、作業療法学科夜間部のOSCEの様子をお伝えします。

 

 

作業療法学科夜間部のOSCE(オスキー)

 

 

 

日リハで行っているOSCEは、学科学部によって若干取り組み方が違いますが、作業療法学科夜間部では、卒業生であり現場で作業療法士として現役で活躍されている方にお越しいただき、学生の評価をしていただきました。

 

 

評価を行っていただく卒業生の皆さんは、評価に差が出ないように事前に打ち合わせを行ってからOSCEを実施します。

 

 

 

 

 

学生は二人一組でペアになり、お互いが作業療法士と被験者とを交互に実施します。緊張しながらも、今まで学んできたことを精一杯実践します。

 

 

 

 

そして、学生の実技について細かくチェックをしていただきます。ここでチェックをしてもらう項目は、ただ単に技術(テクニック)だけではありません。

 

 

技術はもちろん大切ですが、患者様との接し方、話し方、目線など、医療人として患者様との”接遇”も、即戦力になるためには必要な要素です。

 

 

 

 

そして、今回参加してくれた卒業生の皆さんが、ティーチングアシスタントとして、学生に対してフィードバックを行ってくれます。

 

 

日リハでは、夜間部でもこうした実践的な授業(試験)を通して、4年間かけて即戦力としての力をしっかりと身につけていただけるようなカリキュラムになっています。

 

 

 

 

日リハは開校して23年目を迎え、2100名以上の卒業生を即戦力として現場に送り出してきました。

 

 

そして今、第一線で作業療法士・理学療法士として活躍をしてくれている卒業生の方がたくさん、卒業後も後輩育成のために学校に戻ってきて協力してくれているのです。

 

 

これは、日リハの大きな強みの一つになっています。