社会人入試第1期 結果を発送しました

社会人入試第1期の結果を本日速達にて発送いたしました。

 

 

早ければ明日にはお手元に届くと思いますので、内容の確認をお願いいたします。

 

 

合格通知を受け取られた方は、手続き締切日までにお手続きをお願いいたします。

 

 

手続き締切:10/16(金)

 

 

締切までに手続きが完了できない方は、必ず手続き締切日までに入試事務局(03-5954-1165)までご連絡ください

 

 

解剖学ついて触れてみる

先日、入学予定の方の為の合格後学習会を開催しました。日リハでは、今年の6月からAO入試を実施してきましたが、今回の学習会では早めのAO入試にエントリーして合格した皆さんに集まっていただきました。

 

 

 

作業療法学科も理学療法学科も、昼間部も夜間部も、バラバラになっている骨模型を参考書や骨格標本を見ながら並べてみたり、筋肉について勉強してみたり、「解剖学」について少しだけ学んでもらいました。

 

 

 

 

 

 

中には、はじめて骨模型に触るという方も。

 

 

 

グループを作ってお互いに協力し合いながら進めていきますので、来年からクラスメイトとして一緒に勉強する仲間と早めに交流ができる機会にもなっています。

 

 

 

 

 

当日は、先生だけではなく、学生スタッフが参加者の皆さんのフォローをして、一緒に勉強をしていきました。

 

 

 

実は、こうした機会と言うのは参加者の皆さんに勉強していただくだけでなく、お手伝いをする学生にとってもメリットがあります。

 

 

 

それは「人に教える事で自分の理解も深まる事」です。

 

 

 

人に教えるためには、自分の中でしっかりと理解をしている必要があります。そうしなければ教えられる側にはちゃんと伝えることができません。

 

 

 

ですので、こうした「人に教える」という機会を通して、今まで自信がなかった事もしっかりと勉強して知識として身に付けることができる、とても良い経験になります。

 

 

 

 

 

 

 

今後も、4月の入学に向けて数回の合格後学習会を予定しています。今回参加できなかった方も、次回以降はぜひご参加いただけると嬉しいです。

 

 

空の匂い、海の息吹

今回は、とある一冊の本を紹介します。タイトルは「空の匂い、海の息吹」。

 

 

空の匂い、海の息吹(翔泳社)

 

 

 

著者はレベッカ・レイノルズさんという方で、この本が出版された1997年当時、アメリカのマサチューセッツ州にあるトゥフツ大学(タフツ大学)作業療法修士課程に在籍しておられました。

 

 

 

 

 

内容は、障がいのある方や様々な理由により心を閉ざしている人々が、遠い日の記憶や人間本来の自然の感覚を取り戻してゆきながら、自身の持つ無限の可能性について気が付いていく、そういう活動を紹介した本です。

 

 

日本でも「作業療法士」として働いていくと、様々な障がいをお持ちの方々と出会います。

 

 

資格を取って間もないころの仕事は、対象者の方が日々の生活で困っていることがあれば、その生活がよりスムーズにいくように援助させていただいたり、また具体的な身体能力の回復や精神機能の回復などのリハビリをさせていただいたりします。

 

 

でも、本来の作業療法は、

 

 

“ OCCUPATIONAL THERAPY ”

 

 

と言われ、様々なことを治療に用いることができますので、この本に出てくる内容も立派な作業療法です。

 

 

実際に、アメリカの教科書の表紙には、「自然の生命力」を感じさせるようなイラストが描かれています。

 

 

Occupational Therapy in the Promotion of Health and Wellness(F.A. Davis Company)

 

 

 

作業療法の世界では、こういう「自然と人間の関係」また、そういう関係を通して人間が癒されること、治療となることを、まじめに語っていい場所がありますので、興味のある人はぜひ門戸をたたいてみてください。

 

 

作業療法学科昼間部学科長 手塚雅之

 

 

 

【関連リンク】

 

空の匂い、海の息吹(翔泳社)

 

Occupational Therapy in the Promotion of Health and Wellness(F.A. Davis Company)