日リハおもちゃショー

作業療法学科夜間部3年生が創意工夫を凝らしてオリジナルのおもちゃを作りました!これは「発達障害治療学演習」という授業のなかで行ったものです。

 

 

先日、その発表会が行われました。

 

 

 

 

これらのおもちゃはペットボトルや紙コップ、ダンボール箱、割りばしなどを使って、お金を掛けずにつくることもポイントです。

 

 

 

これは、マジックテープで車両を入れ替えたりして遊びます。

 

今年も、力作揃いです!

 

 

紙コップとラップの芯で作ったロケット!

 

 

 

作った後は、実際に遊んでみましょう!

 

 

 

 

もちろん、ただ楽しく作っているだけではありません。

 

 

それが、リハビリテーションとしてどんな効果が期待できるか?といった事も、今まで勉強してきたことを踏まえ作業療法士としての視点で、しっかりと考えて作っています。

 

 

シュールなキャラクターもいました( ^ω^)・・・

 

 

 

このおもちゃで遊ぶとき、

 

 

からだのどこの部分を使いますか?

 

 

どんなことを考えますか?

 

 

また、そのおもちゃを一緒に作ることができれば、その「作ること」自体がリハビリテーションにもなりますね。

 

 

このサッカーチームには、なんとあのメッシが!(*^▽^*)

 

 

作業療法では、リハビリテーションの一環として、遊びや趣味等を取り入れることも多いです。そうして患者さんが興味を持てることを楽しみながら行うことで、普段はリハビリテーションにあまり真剣に取り組まない患者さんが、その間だけは一生懸命に作業したり、リハビリテーションとしてより高い効果が見込めることもあります。

 

 

これも、作業療法士という職業のやりがい・魅力でもありますね!

 

ギャラリー日リハ1OT夜展~2016秋

作業療法学科には「基礎作業学演習」という授業があります。

 

 

その授業では、作業療法の手段として用いられるいくつかの種目に関して、実際にモノを作りながらその手順や工程を実習して、基本を学びます。

 

 

 

 

ちょっとわかりにくいでしょうか。要するに、籐細工や木工などの作品を実際に作りながら、それがどのように作業療法に活かせるかといったことを学びます。

 

 

 

 

こういった作業が得意な方もあまり得意でない方もいらっしゃることでしょう。ですが、これらは「いかに上手に仕上げるか」ということではなく、「これらの作業は、どんな風にリハビリに取り入れることができるのか、そのための基本を学ぶ」ことにあります。

 

 

 

 

ですので、作業があまり得意でない方であれば、逆に、リハビリをする患者さんの気持ちに寄り添って考えることができるかもしれませんね。

 

 

 

 

というわけで、ことしの作業療法学科夜間部の1年生が作った作品(木工)をいくつかご紹介したいと思います。

 

 

ギャラリー日リハ1OT夜展~2016秋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力作揃いですね!

みなさんそれぞれに工夫しながら、作品づくりを楽しんでいたように思います。

 

 

思い通りに作れた方も、あまりうまく出来なかった方も、この授業を通して作業の基本はつかめたでしょうか?

 

 

出来上がった作品は、ぜひ大事にしてくださいね!

ウィメンズヘルスリハビリテーション

9/11(日)、第9回同窓会卒後セミナーを開催しました。

 

 

今回のテーマは、

 

 

ウィメンズヘルスリハビリテーション~尿失禁、骨盤臓器脱に対しての理学療法~

 

 

でした。

 

 

ウィメンズヘルスは産前産後のさまざまな身体変化に対する対処をはじめ、骨盤臓器下垂・脱、失禁、乳がん手術後の浮腫などライフステージに応じた健康及び疾病管理がその内容です。

 

 

女性特有の問題に対して、女性の療法士が積極的にかかわる場面が増加しています。業務内容の中には、アライメントや筋収縮の促進などの運動指導をはじめとした、療法士にアドバンテージがある内容が多く、将来大きなポテンシャルを有し、期待が大きくなおかつ女性セラピストのモチベーションにもつながる領域です。

 

 

今回の講師を務めていただいたのは、理学療法学科昼間部卒業生の井澤美保先生(現:春日部中央総合病院)と、同じく理学療法学科昼間部卒業生の杉山春美先生(現:総合東京病院)です。

 

 

 

 

 

 

途中実技も交えながらの充実した講義となりました。

 

 

 

 

今回は女性向けのテーマということもあり、女性の卒業生の方が多く参加してくれました。

 

 

 

 

参加した方の感想を少し紹介します。

 

「新しい視点が得られました。今後の治療・評価に生かしたいと思います。」

 

「楽しく研修できました。さっそく訪問時に体操を実施してみます。」

 

「実際の臨床の話が聞けて、とても勉強になりました。」

 

「骨盤底筋群と呼吸の関係について、臨床でPTとしてのかかわり方が理解できました。」

 

 

 

 

講師を務めていただいた井澤先生、杉山先生、そしてご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!