新年度スタート

皆さんこんにちは。作業療法学科 統括学科長 深瀬です。

 

 

 

4月1日から今年度が始まりました。早速授業がスタートしています。

 

 

 

もちろん今年も感染対策をしっかりとしたうえで授業をおこなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜間部3年生の授業ではグループワークで昨年の振り返りを行い、プレゼンテーションをする授業をおこないました。

 

 

 

各グループで発表内容を記載し、ポスター形式で発表してもらいましたが、

 

 

 

 

 

 

なんと、学生さんの作った資料に、私のイラストを発見!?

 

 

 

 

 

 

他の先生たちには「私にしては可愛すぎる」と言われました…

 

 

 

「どうして?」

 

 

 

それにしても、作業療法学科の学生さんは芸達者が多いです。

 

 

 

皆さん今年度もよろしくお願いします。

 

 

 

お手柔らかに…

医療リンパドレナージセラピスト

作業療法学科昼間部教員の大倉と申します。今回は、私が作業療法士免許以外に持っている認定についてご紹介します。

 

 

作業療法士や理学療法士は、臨床に出てからも日々勉強をしています。その中で専門的に学び、認定を取得していくことがあります。

 

 

例えば私の臨床の(元)同僚にも、

「呼吸療法認定士」

「認定訪問療法士」

「福祉用具プランナー」

「日本糖尿病療養指導士」

など様々な認定を持ったセラピストがいます。

 

 

これらは作業療法士、理学療法士などの免許を取得したのちに、自身の臨床のスキルアップなどのために講習会へ参加し、試験を受けて改めて取得する認定です。

 

 

私も、脳梗塞で入院していた方のリハビリを担当した際、脚にリンパ浮腫を抱えている患者さんと出会ったのがきっかけで、「リンパ浮腫」と作業療法士の関わりが必要と感じ「医療リンパドレナージセラピスト」という認定を取得しました。

 

 

 

 

昨今、“リンパマッサージ”という言葉は巷でもよく目にしますが、医療リンパドレナージは一般にイメージする美容やリラクゼーション目的に行うリンパマッサージとは違います。

 

 

 

様々な原因により“リンパ管”と呼ばれる全身の老廃物や水分を循環させる役割の管に、明らかな障害が生じている方への治療法です。

 

 

 

医療で関わりが必要な方の「リンパ浮腫」というのは、通常の何倍にもその部位が太くなってしまったり、皮膚の変化が見られたり、水分が皮膚表面に浸み出てくるなど通常のいわゆる「浮腫み(むくみ)」とは異なります。

 

 

 

主にがんによる症状のひとつとして、あるいは治療の後遺症としてみられ、がんそのものの症状とは別に苦痛を伴い、日常生活にも影響を及ぼします。

 

 

 

そういった方々へ、作業療法士としての視点も持ちながら、症状を和らげ、安全な動作や生活での注意点、運動法の指導を行います。

 

 

 

私も認定を取得したとは言え、まだまだ勉強途上です。これからスキルアップ、ブラッシュアップが必要ですが、何かこうして専門性を極めて患者さんと関わることも、作業療法士や理学療法士のやりがいや面白さの一つだと思います。

 

介護職から作業療法士になって良かった事

作業療法学科夜間部教員の田中克一です。

 

 

私は作業療法士になる前は老人保健施設で介護の仕事をしていました。改めて介護職から作業療法士になってみて良かったことを振り返ってみたいと思います。

 

 

【良かったこと】

 

 

①心と身体の理解がかなり深まった!

 

 

OT養成校時代は解剖学、運動学、心理学、精神医学等の講義を通して身体と心の基礎について徹底的にたたき込まれました。

 

お陰で介助が必要なところ、要らないところの見極めができ、またより楽で利用者さんが安心できる介助や介助方法の提案ができるようになりました。また運動麻痺などの機能回復に関する介入についてもできるようになりました。

 

 

 

 

②給料が増えた!

 

 

介護職時代は夜勤してなんとか生活していました(夜勤手当がないと厳しい、、)。

 

作業療法士になって、その頃と比べて給料が増えたのは良かったです。確かに学費はかかりましたが長い人生を考えてあの時下した判断は間違えてなかったと思います。

 

 

 

③介護の頃と同じくらい笑顔に出会える!

 

 

介護職の頃は食事や入浴の介助の他にお花見に行ったり、街中のレストランに行ったりして、とても喜ばれたことを覚えています。

 

作業療法士になってからは一人で食事やお風呂に入れるようになって感謝していただくことが多くあります。

 

またお花見や外食の他、野菜を作ったり、料理をしたり、絵を描いたり、その人がやりたいことをを通して喜びや生きがいを感じてもらいます。そのような時の笑顔は本当に忘れられません。

 

 

 

 

作業療法士に興味のある方は当校に入学してお会いできれば幸いです。

 

 

社会人入試・オンライン入試は3月頭までですよ!

 

 

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