社会人入試第5期 結果を発送しました

社会人入試第5期(試験日:12/5)の結果を本日速達にて発送いたしました。

 

 

早ければ明日にはお手元に届くと思いますので、内容の確認をお願いいたします。

 

 

合格通知を受け取られた方は、手続き締切日までにお手続きをお願いいたします。

 

 

手続き締切:12/24(金)

 

 

 

締切までに手続きが完了できない方は、必ず手続き締切日までに入試事務局(03-5954-1165)までご連絡ください

 

 

作業療法学科昼間部授業レポート「保健体育」~歴史や文化に触れるウォークラリー

今回は作業療法学科1年生の保健体育の授業で2週に渡り実施した「ウォークラリー」をレポートします!

 

 

ウォークラリーとは、複数人でグループを作り、皆で歩きながら問題を解決してゴールを目指すレクリエーションゲームです。リハビリの一環としても行われています。

 

 

グループ決めからレクリエーションは始まっています

 

 

スタートとゴールは、日リハ本校舎。5~6人でグループを作り、高田馬場周辺の地図に書かれたチェックポイントへ行き、課題をこなし、本校舎まで戻ってきます。

 

 

第1弾の課題は5つのチェックポイントで写真を撮ってくること!担当の深瀬先生が最終ジャッジをします。

 

 

まことちゃんポストの前で「グワシ」

 

 

キャラクターと同じポーズで写真

 

 

各場所での特徴的なものを撮ったり、壁画と同じポーズをしたり、有名な歌のモデルになった橋の名前を探したりしました。

 

 

葉がきれいに色づいてきた甘泉園公園

 

 

無事の帰還にホッとした深瀬先生と学生

 

 


 

 

そして翌週、第2弾は「雑司ヶ谷の秋の七福神巡り」。

 

 

配られた色紙に、雑司ヶ谷七福神の御朱印をすべて押してくることが課題です。レトロな情緒残る雑司ヶ谷の紅葉を楽しみながら、寺社をめぐりました。

 

 

雑司ヶ谷の秋を感じます

 

 

地図を見ながらひたすら七福神探し

 

 

 

反対方向に行ってしまったり、ちょっと休憩したり、グループで話し合いながら進みます。

 

 

 

今まであまりグループを組んだことがなかったクラスメイトとも、最初は少しぎこちない様子もありましたが、最後は協力して一緒に御朱印を集めました。

 

 

 

課題の御朱印は忘れずに

 

 

寺社の前で記念撮影

 

 

作業療法士と患者様も、スタートはみんな初対面。そこからどのようにコミュニケーションを重ねるのか、信頼関係を築いていくのか、考えるのも作業療法士として重要な仕事の1つです。

 

 

 

 

2週に渡ってのウォークラリーは、生徒からは「周辺を初めてこんなに歩いた!」との感想もあり、高田馬場周辺の歴史や文化に触れる機会にもなったようです。

 

 

今年は水輪祭やスポーツ大会は実施できませんでしたが、これから4年間学ぶ場所をともに頑張る仲間とめぐった経験は、これからの学校生活でも活きるはずです。

 

 

皆さん、お疲れ様でした!

作業療法士になるためになぜ臨床実習をするの?実習ではどんなことするの?

作業療法士を目指す場合、養成校在学中に必ず「決められた時間数以上の臨床実習(学外での実習)」を行わなければなりません。

今回は、臨床実習とは何か、なぜ実習が必要なのかについてまとめています。

作業療法士の実習について

作業療法士になるためには、臨床実習を行う必要があります。臨床実習は、作業療法士が実際に活躍する校外の医療・福祉施設において、専門家として必要な知識・技術を習得するために行われます。

学校によってカリキュラムに違いはありますが、指導者の助言・監督の下で実施される主な臨床実習は次の3種類です。

■臨床実習I(見学実習):1~2年次に1日~1週間程度
実際のリハビリテーションの現場や関連職種の仕事の様子を見学します。一連の業務内容を理解して、作業療法士としての基本的姿勢を身に付けます。

■臨床実習II(評価実習):2~3年次に2~3週間を2回程度​
身体障害・精神障害両領域の実際の対象者に作業療法評価を実施し、医療面接、検査・測定、動作観察などの技術・能力を身に付けます。

■臨床実習III(総合実習):最終年次に6~8週間を2回程度
身体障害、精神障害、老年期障害、発達障害のうち、2領域以上で長期的に対象者を担当し、評価、目標設定、治療計画立案、治療までを実施します。また、組織の一員としての実務や業務管理を経験し、作業療法士としての実践的な能力を身に付けます。

他にも,教員とともに地域でのさまざまな活動に参加し,コミュニケーションスキルなどを高めます。

それぞれの臨床実習は異なる施設で実施される場合もあります。実習施設が遠隔地であれば、生活拠点を一時的に寮やホテルに移しての実習となります。

なぜ、実習を行うの?

作業療法士を目指す学生の間に、多くの時間を患者様と接することで、実践的な力が身につきます。学内教育で習得した知識・技術を臨床現場で統合することが目的です。

学内教育と学外での臨床実習はどちらも重要で、両者の相乗効果によってより高い学習効果を得ることができます。数多くの症例に触れることで技術が身につき、就職後の患者様の機能回復にもつながります。

作業療法士や理学療法士といったリハビリテーション専門職に求められる、適切な行動・態度、そして責任感を修得することも臨床実習の目的としてあります。作業療法士としての観点の前に、就職した後は社会の一員として、礼儀やマナーといったものも身に着けておかないといけません。実習の間は、これを学べる重要な機会です。

実習を重視している学校を選ぼう

作業療法士を目指せる学校であれば、実習は必須で、厚生労働省が定める実習時間は990時間です。ですが、実習に力を入れている学校もあれば、必要以上の実習は行なわない学校など、それぞれ特徴があります。

学生からすると実習は「寝る間もなく大変そう」「授業で学んだことが発揮できるか不安」といったイメージがあるかもしれません。ですが、近年では実習生に対するストレス、実習指導者にかかる負担などを考慮して、決められた時間内で終われるように自習内容も調整されています。

また、先だって述べたように、実習は将来就職する上で非常に重要な学習の機会です。より多くの時間、臨床現場に触れ、就職した後の準備をしておく必要があります。

学校選びの際は、実習を重視しているかどうか確認してみましょう。