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介護福祉士から作業療法士へキャリアアップ!介護の仕事の経験が活かせる職業

2021.12.20

作業療法

介護の仕事の経験を活かして、理学療法士・作業療法士へ

理学療法士・作業療法士は、お年寄りや、身体や精神に障がいがある方などに対してリハビリテーションを行う仕事です。単に技術を駆使して身体を回復させるわけではなく、患者さんとのコミュニケーションが重要な仕事です。患者さんの気持ちになって考え、どう声掛けをするか工夫したり、ご家族の協力を仰いだり、人間関係の構築がとても大切です。

そして、それは福祉・医療という分野であればどの仕事にも言えることですよね。つまり、既に介護の現場で働いている方は理学療法士や作業療法士になる適性があり、他職種から目指す人よりも一歩前を進んでいるということになります!

今の仕事を活かしながらさらにスキルアップできることがメリットです。コミュニケーション力は、一朝一夕で身につくものでもありません。患者さんと向き合っていかなければならない職種上、既に実務経験があるということは大きなアドバンテージとなります。

理学療法士・作業療法士の仕事では、他の関連する職種の方々(医師や介護福祉士、言語聴覚士、社会福祉士など)と協力して患者さんへのアプローチを考えていきます。

例えば、リハビリテーションの内容を考えるときには普段どんな生活をしているのか、どこで不自由を感じているのかを介護福祉士の方からヒアリングしたりします。患者さんを支えることは一人では成り立ちません。そういった際に、既に現場で働いている方であれば他職に対し理解が深く、また自身にもスキルがあるためより広い範囲でアプローチすることができます。

理学療法士・作業療法士への転職。待遇は?

介護の仕事の中には、夜勤や休日出勤が多いものもあるため、転職して労働条件を変えたいと思う方は多くいらっしゃると思います。

理学療法士・作業療法士の仕事は、福祉・医療の仕事の中では労働条件が良い方です。日勤であることが多く、もちろん職場によりますが、朝8時~9時に出勤・夜6時~7時頃には業務が終わるパターンが多いようです。休日については、職場が土日に空いているかどうかによって大きく変わります。土日が休みの場合もありますし、土日は出勤し、平日に休みを取ることも多くあります。

また、やりがいや誇りをもって仕事をしていく上でも、対価としての給与については誰もが気にするところかと思います。厚生労働省の平成27年度賃金構造基本統計調査によると、理学療法士・作業療法士の平均年収は約404万円。介護福祉士の平均年収は約304万円。ちょうど100万円の差があります。

介護の現場といっても様々な仕事がありますが、今の仕事のスキルにプラスして、理学療法士・作業療法士の資格を取った方であれば、技能が高く・経験則という面でも大きくアドバンテージがあります。その結果、待遇よく就職することができ給与が上がる例は少なくありません!

キャリアアップへ思い切って踏み切れないという方もいらっしゃると思います。ですが、かかった学費をその後の給与で上回れるように、勉強に労力を割いたとしても、学んだことは必ずいつかプラスになります!

そして、介護の現場で働いている人であれば今までの道を活かしながらキャリアアップすることができます!転職をお考えの方は、ぜひ理学療法士・作業療法士の資格取得にチャレンジしてみてください。

介護福祉士から作業療法士を目指す学生の声

介護福祉士から作業療法士へのキャリアアップを目指す学生の声を聞いてみました。

私はもともと介護現場で働き、主に利用者さんの身の回りのお手伝いをさせていただいていました。お仕事をする中で、障害の進行や体力の低下により日常生活が困難になり、それに伴い精神的に落ち込んでいってしまう高齢者の方々を目の当たりにし、もっと私にできることはないか、という思いを強く持ちリハビリ職へのキャリアアップを考えました。作業療法士のお仕事は、身体的な面だけでなく、精神面でのサポートに必要な知識も学べるということで、とても興味を持ちました。医学的な知識を学ぶことで、高齢者の方々の「生活の質」が少しでも良いものになるよう貢献したい、という思いで作業療法士への道を選びました。

介護現場で働いた経験から考えるに、身体面と精神面のバランスがとれた状態が「生活の質が良い」と言えると思います。体が思うように動かない時は精神的にも落ち込んでしまい、部屋に篭りがちになって淡々と日常を送ってしまう方もいます。そんな時は、「体のケア」だけでなく「心のケア」も重要です。

レクリエーション等を通じて利用者さん同士の関わりを持つことで、より日常が充実したものになることも。現場で経験し学んできたことに医学的な知識をプラスしていけたらと思います。
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