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腰痛や肩こりの要因の一つは体幹の使い方

2020.09.23

先生より

理学療法学科の黒木です。

 

腰痛や肩こりは皆さんの中でかなり身近な存在なのではないでしょうか。

 

皆さん自身にも経験があったり、友達や家族がその症状で苦しんでいるのを見たり聞いたりしているかもしれません。

 

普段の生活の中、例えば、アルバイト、仕事、部活、スポーツで体を動かしているうちに、知らず知らずのうちに、肩や腰に負担がかかってしまう場合があります。

 

私たち身体機能の専門家である理学療法士でも、かなり意識をしていても症状が出ることもあるし、運動機能のバランスが崩れていることもあります。

 

その要因の一つに、体幹という体の中心部分の使い方に問題があることがあります。

 

体幹は手や足を動かすとき、例えば、歩く、食事をする、スポーツをするなど、すべての姿勢や運動の際に土台となります。

 

体幹を安定させるには腹腔内圧(intra-abdominal pressure)という、お腹の内圧を高めることが重要です。

 

これを高めるには、腹から背中の筋、骨盤の筋、横隔膜という呼吸運動の筋を協調して働かせます。

 

その時のお腹の理想的な形はこちらです。

 

 

 

たくさんの筋がバランスよく働くことで、背骨がちょうどよいまっすぐなポジションをとることができ、手や足を動かしやすくなります。

 

また、この使い方は、腰痛や肩こりを予防するだけでなく、スポーツでのパフォーマンスを高めることにも有効です。

 

 

 

運動の一例をお示しします。

 

結構、見た目はシンプルです。

 

仰向け(あおむけ)から、手足を天井に向かって挙げます。

 

その時に先ほどのお腹の形を意識して力を入れます。(最初は結構難しい・・)

 

軽く腹式呼吸を意識すると運動しやすくなります。

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この運動は、肩こりや腰痛以外の症状を持っている患者にも使います。

 

また、理学療法士は身体をダイナミックに使う仕事ですので、自分の体のトレーニングをしながら、体の使い方を学んだりしています。

 

ご興味がある方は、ぜひお話を聞きに来てください。

 

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