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仕事と生活はつながっている

2020.12.16

先生より

理学療法学科の黒木です。本日は私の臨床業務先の仕事をご紹介したいと思います。

 

 

 

私は週に1回、訪問リハビリテーションの仕事をしております。

 

 

 

障がいを持って自宅で生活する方に対して、運動の機会を作ったり、機能改善や生活の工夫を助言したり、整えたりする目的で、約1時間の時間を使って、サポートしています。

 

 

 

リハビリテーション病院などでみっちりと自宅生活のための準備をするのですが、自宅へ戻られた後、実際に生活してみると新たに問題が見つかったりすることもあるので、訪問でのサポートは重要な仕事になります

 

 

 

例えば、入院中に病院の敷地内や院内で歩くことができたていたとしても、自宅周囲の環境はそれぞれ違います。

 

 

 

坂が多い、道路に段差が多い、車が多い、道が狭い、歩道の街路樹の根が盛り上がっていて引っかかるなど、いろいろです。

 

 

 

その都度、その問題をクリアするための工夫を助言したり、必要な運動プログラムを組んだりしています

 

 

 

自分で可能な運動ならば、自主練習メニューを作成することもあります。

 

 

 

下の写真はある利用者の運動風景です。(ご本人の許可を得て掲載)

 

 

 

 

 

 

屋外を歩いているところです。坂道や車など、かなり気を使いながら歩いています。

 

 

 

その方が歩行時に履いている足につけている装具です。足の機能を補助するための機能が色々と付加されています。

 

 

 

 

 

 

 

毎日使用し、歩く場所も様々な場所だと、定期的にメンテナンスをする必要があります。

 

 

 

それでも1年半から2年ほどで壊れてくるので、新しいものに変える必要があります。

 

 

 

 

今回は訪問におけるリハビリテーションの内容の一部を紹介しました。

 

 

 

 

訪問リハビリテーションでは基本的な理学療法を提供できることも重要ですが、その方に合わせた生活の工夫を考案して実践できるようにサポートすることも大切になります。

 

 

 

 

利用者の方とも一緒に考えながら、生活を快適にするために、日々挑戦しています。

 

 

 

 


 

 

 

最後に、時々ですが、こんなこともしております。地域のイベントで車椅子テニスの体験会がありました。

 

 

 

私は専門家ですので車椅子も知っているし、体験したこともあるのですが、子どもにもいろいろな視点を持ってもらおうと一緒に行って体験しました。

 

 

 

 

 

 

付き添いの私もおまけでやらせてもらうと、意外と忘れている部分や感覚があったことやスポーツでの使い方は普段の業務ではほとんど機会がないので、とても良い時間になりました。

 

 

 

 

 

 

医療者だけでなく、相手の視点や心を理解できる人が増えると良い意味で快適な世界になると思うし、その感覚や意思を忘れないでいたいと思います。

 

 

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