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現場にいるから伝えられる事

2020.10.20

先生より

理学療法学科教員の塩澤と申します。

 

 

 

 

私は毎週土曜日に非常勤の理学療法士として急性期の公立病院で働いています。土曜日は当番の常勤の理学療法士または作業療法士の先生と私の2人体制となっています。

 

 

 

 

 

 

この病院で働くきっかけは、教員として働き始めて2年目の時に、少し仕事にも慣れてまた臨床でも働きたいとな、と思っていた時に、職場の回覧でこの病院の土曜非常勤理学療法士の募集がありました。

 

 

 

 

私は免許取得後、療養・回復期の病院で働いていたため、一度急性期の病院で働いてみたいと思っていました。急性期は学生時代の実習で経験したのみでした。

 

 

 

その募集には「急性期病院での経験者または急性期に興味のある方はぜひ」というようなことが書かれていました。「これだ!」と思い早速問い合わせしました。急性期の経験がないことと、50歳を超えていたのでどうかと思いましたが、幸いにもこの病院で働かせていただくことになりました。

 

 

 

土曜の非常勤としての役割は、金曜日に手術する患者さんも多く、土曜日のリハビリ体制の充実のようでした。現在は疾患や個別の状況によりますが、リスク管理を行った上で、患者さんの病態が安定していれば術後翌日から離床を推奨しています。

 

 

 

土曜日のリハビリを充実することで切れ目のないリハビリテーションアプローチが可能になります。

 

 

 

 

 

 

実際働いてみると、毎週勉強になることばかりです。集中治療室でのリハビリ、靭帯や腱の損傷、人工関節手術後、脳卒中、熱傷、心臓や呼吸などの内部障害など疾患は多岐にわたります。松葉杖の高さ調節や練習はここで初めて経験させていただきました。

 

 

 

朝出勤するとカルテから情報を集め、常勤の先生方が親切に書いてくださった申し送りにしたがって、リハビリを進めていきます。

 

 

 

集中治療室での早期離床など緊張する場面もありますが、看護師さんたちと力を合わせて離床を促し、患者さんの喜ぶお顔を見るとやはりやりがいといったものを感じます。

 

 

 

土曜日1日で10~12人の患者さんのリハビリに関わりますが、仕事が終わると疲れとともに何かすがすがしい気持ちを感じます。患者さんの笑顔やいただけるお言葉が理学療法士の原動力だと感じます。

 

 

 

この経験を学校で学生さんのみなさんにお伝えできるといいなと思っています。

 

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