2025.09.18
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西堀 温人さん(21歳) 理学療法学科(夜間部3年)
私は小学校1年から大学1年までずっと野球をやっていました。プロ野球選手を目指して努力してきましたがプロへの道は厳しく、将来のことを考えとき野球を辞める決断をしました。大学の先生に、「今までずっとスポーツを続けてきたので、国家資格が取れて身体の動きなどを学べる分野はないか?」と相談したところ、理学療法士を勧められました。
今まで野球で培ってきた知識や経験が活かせると思い、理学療法士を目指したいと思うようになりました。
大学を中退して、理学療法士になるために学校選びを始めたとき通っていた大学の先生から勧められて日リハのオープンキャンパスに参加しました。
日リハの先生方は現場で実際に理学療法士として働いているので、臨床現場での知識をリアルな話を交えて教えてくださり、ここで学びたいと思いました。
当時は19歳で昼間部か夜間部か迷いましたが、落ち着いた雰囲気で学習できることや年齢層の幅が広いこと、日中に自分の時間がしっかり確保できることが良いと思い、夜間部への入学を決めました。
現在は高田馬場の隣にある目白でアルバイトをしています。午前中3時間働いて2時間の休憩、午後17時まで勤務して学校に向かいます。ハードなスケジュールですが、メリハリのある1日を過ごせています。
アルバイトがない日は自宅で学習や趣味の時間に当てています。夜間部の授業は18時からなので、それまでの時間は買い物に行ったり、テストが近いときは早めに登校して図書室で自習をしています。
アルバイト代で生活費や趣味に必要な費用も賄えていて、スケジュールも余裕があるので時間的にも精神的にもストレスなく日々楽しく過ごせています。夜間部を選んでよかったと感じています。
入学前は授業についていけるか勉強に対して苦手意識がありました。これまで勉強したことがない医療分野の新しいことを一から覚えることができるのか不安でしたが、授業でわからないことがあれば先生にいつでも気軽に相談できる環境が整っていたので、私も積極的に先生に質問するようにしています。入学前は国家資格を取ることがゴールだと思っていましたが、実際に学び始めてみるとそれだけでは足りないと思いました。
日リハでは、先生方が臨床経験豊富で現場で必要な考え方や伝え方までしっかり教えてくださるので、患者さんのためにどう動くか自分で考える力がついてきたと実感しています。
学生時代、野球でケガに悩まされる仲間や、自分自身のコンディショニング管理を通じて、「ケガを防ぐ」「早く治す」ことの大切さを強く感じていました。
この経験から、卒業後は理学療法士として整形外科分野に関わり、スポーツに励む人たちの支えになりたいと思っています。
夜間部に入学する前は学費の工面や実習をどう乗り切るかなど不安なこともありましたが、今は将来設計が描けるようになり、この道を選んでよかったと感じています。
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