2025.09.02
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Case.3 理学療法学科夜間部
松上 真理子(まつかみ・まりこ)さん 45歳/女性
進化する日リハ夜間部。その学びについて在校生にお話を聞いてみる短期集中企画です。第3回目は、デイサービスに勤務しながら2人の子育てに励む日リハ夜間部の松上さんにお話を伺いました。
――理学療法士を志したきっかけについて教えてください
デイサービスに勤務するなかで、利用者さんの身体の仕組みや痛みの原因、効果的な筋肉の付け方などに興味を持つようになりました。理学療法士が常駐する職場だったこともあり、自然と理学療法士なりたいと考えるようになりました。
――夜間部での学生生活はいかがですか
子育てしながら・働きながらの勉強なので、毎日濃密な時間を過ごしています(笑)。時間を大切にする感覚や人に対する感謝の気持ちも大きくなりました。
担任の先生は担当教科を超えて私たちの学びを見守ってくれています。国試対策もそうですが、資格取得後に大切な力についても惜しまず指導してくれています。貴重な写真やエピソードを講義で話してくれる為とても惹きつけられる毎日で意欲が高められます。
――専門職の勉強は大変なこともあると思いますが、いかがですか
授業はとても楽しいですが、授業のスピードが早いことにびっくりしました。4年制でよかったと感じます。そんな勉強の中でとても感謝しているのが授業録画を見られるシステム「アーカイブ動画」です。とくに、難しい専門用語がよく出る教科では何度も授業動画を見返して勉強しています。家事をしながら、移動しながらも勉強ができるのでとても助かります。
こういったシステムを支えてくれている事務の先生方にも大変感謝しています。学校の連絡だけでなく、生徒の意見を取り入れてくれ、動画視聴期間が延長されるなど臨機応変に対応してくれました。勉強に対するサポートの手厚さを感じた瞬間です。
――松上さんの一日のスケジュールについて教えてください
毎朝8時頃に子供たちを送り出し出勤するのですが、出勤前時間は身支度や家事をこなしながら勉強と仕事に充てています。9時~17時頃まで勤務、18時~21時10分まで授業を受け下校、22時半頃帰宅です。0時までには就寝するようにしています。
子どもたちや母親も、家事を分担してくれるなど何かと助けてくれます。なるべく日頃の生活でのコミュニケーションを大切にするようになりました。子どもたちのすべての行事には参加できませんが、子どもとよく話をしながらポイントを抑えてできる限り参加しています。
関わる全ての人に助けられていて元気をもらっているので、感謝してもしたりないです。
――卒業後はどんなリハビリ専門職を目指しますか
日リハでは即戦力や実践力というキーワードを意識することが多いです。相手に簡潔に伝える力を身につけ、自分軸をしっかりと持ちつつ、利用者様の気持ちに寄り添い続けられるようなリハビリ専門職となることが目標です。
――日リハ夜間部を検討中の方へメッセージをお願いします
皆様に伝えたいことは、置かれた環境の為に、夢をあきらめないでほしいということです。やりたいことが見つかることは、とても素晴らしいことです。「自分がしたいことを実現させる為にどうするか?」ということを大切にしていただきたいです。
私もとても悩みました。仕事に子どもの事自分の学校の事、考えれば無理だと答えが出るのですが、理学療法士への夢は消えませんでした。
夢を実現させるためにどうするか。私がそうであったようにまずは学校説明会で先生方に相談してみてください! 皆さんの未来を応援しています!!
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