2025.07.28
学内の様子
7/22(火)に卒後研修会の7月回
上腕部の筋触察講座を開催しました。
当日は18:30からという時間もあり
お仕事帰りや有休等を活用してご参加いただいた方も多く
今年度開催では最多の41人の理学療法士・作業療法士の
先生にご参加いただきました。
そもそも筋触察とは?
筋触察(きんしょくさつ)とは、体の表面から筋肉や骨、腱(けん)などを手で触れて確認する技術のことです。リハビリや運動指導などの現場では、筋肉の位置や状態を正確に把握することがとても重要です。筋触察は、そのための「身体の地図を読み取る力」を養うための基本技術とも言えます。
なぜ筋触察が大切なのか?
①正確な(理学療法・作業療法)評価ができる
筋肉や骨の位置を正しく触れて確認できることで、痛みの原因や運動障害の部位をより的確に評価できます。
②的確な治療やアプローチが可能に
ストレッチやマッサージ、運動療法などを行う際に、正しい部位にアプローチできるため、治療効果が高まります。
③患者さんとの信頼関係の構築
「ちゃんとわかって触ってくれている」と感じてもらえることで、安心感や信頼につながります。
今回の卒後研修会では上腕部に特化し、本校の村井先生・石垣先生・土手先生が卒業生や卒業生の同僚のPTOTの先生方に指導を行いました。
研修会終了後、参加した卒業生お二人にインタビューしてみました
PT(回復期リハで勤務)
Q:今日の研修の感想を教えてください
A:国家試験で勉強した内容を実際に触れて思い出すという、いい経験になりました。
Q:今後どんな研修があったら参加したいですか?
A:主に足の筋肉の触診をやってほしいです。
Q:久々に日リハに戻ってきてどうですか?
A:久しぶりに先生たちの顔を見れて、とても安心したのと、今後もっと頑張りたいと思いました。
OT(身障領域で勤務)
Q:今日の研修の感想を教えてください
A:やっぱり自分では分かっていたつもりでも、こうやって改めて触察してみると、全然分かっていなかったんだなというのを思い知って、でもとても勉強になりました。
Q:今後どんな研修があったら参加したいですか?
A:整形の方々を中心に担当しているので、下肢の分野もOにも処方が来るので、下肢の筋肉とか関節の動かし方とかをやってほしいなと思います
Q:久々に日リハに戻ってきてどうですか?
A:やっぱ懐かしいなって思いますね、よくここで勉強した・実技をやったなみたいな、テストとかもやっぱりこういう空間とかでやってたのでちょっと伸び伸びとできました
ご参加いただいたPT、OTの先生方、ありがとうございました。
次回は8/7(木)整形外科疾患のリハビリテーション(足部・足関節)を実施します。お申込みはこちら。
グループ校