作業療法士を目指す方 高校生の方

海外で活躍する作業療法士へ!世界作業療法士連盟(WFOT)とは?

 

①世界作業療法士連盟(WFOT)について

一般的に専門職にはその専門性や技術を高め、継続的に社会に貢献していくために職能団体を組織しています。作業療法士はリハビリテーションの一部を担う医療専門職ですので、我が国においては、「日本作業療法士協会」という全国組織があります。

 

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そして、作業療法士は、日本だけの資格ではなく、全世界的な職能ですので、各国で活躍しています!

 

1952年に作業療法士の世界的な組織として、世界作業療法連盟(World Federation of Occupational Therapists:WFOT)が設立されました。目的としては、各国の作業療法士協会や、専門家グループの間の国際協力を推進したり、作業療法の技術を向上させることなどを挙げています。

 

WFOTは養成校の教育水準についても認定を行っており、カリキュラムや教員数、臨床実習の時間が一定水準以上に達している学校に対してのみ与えられます。その水準は、日本の厚生労働省の基準よりも大幅に高いものとなっています。

 

海外で働く作業療法士について、詳しくはリハラボ(理学療法士、作業療法士になりたい人のための情報サイト)内の「海外でも活躍できる作業療法士を目指す!」をご覧ください>>

 

②作業療法士として北アフリカのチュニジアに赴任

青年海外協力隊の一員として、北アフリカのチュニジアに赴任していた作業療法士の方をご紹介します。

 

専門学校の夜間部で作業療法士について学び、2008年に卒業された田村友美さん。青年海外協力隊の一員(作業療法士)として北アフリカのチュニジアに赴任し、2年間にわたる任務を終え、日本に帰国しました。

 

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田村さんは2年間のチュニジア滞在中に、知的障害児、発達障害児・者通所施設を2都市で活動を行っていたそうです。海外活動を通して「対象者を理解すること・支えること」についてより深い学びと経験を得て帰国した田村さんの、今後の活動に期待が寄せられています!

 

これから作業療法士を目指す方には、田村さんのように、日本国内はもちろん世界を舞台に作業療法士として活躍してほしいと思います!

 

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③作業療法士・理学療法士の広がる活躍の場

 

海外での活動は作業療法士だけではなく、もちろん理学療法士への要請もあります。

 

他の国の作業療法士・理学療法士との交流は、視野が広がるとともに日本の作業療法あるいは理学療法を振り返ることができます。また、改めて作業療法士・理学療法士の仕事の意義を理解して働くことができ、仕事のやりがいや魅力を深めるきっかけとなるでしょう。

 

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作業療法士・理学療法士の国際活動はJICAばかりではありません。他にも国際NGOの活動としてたくさんの日本の作業療法士・理学療法士が参加しています。「作業療法士・理学療法士として国際活動をしたい!」と考えている方、しっかりとした知識や技術、そして人間性も磨いて、挑戦してみてはどうでしょうか。

 

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これから作業療法士・理学療法士を目指す方は、ぜひ将来の活動の幅を広く想像し、学びに繋げていってください。

 

 

日本リハビリテーション専門学校では、さまざまな現場に適応し活躍できる作業療法士・理学療法士を輩出しています!作業療法士・理学療法士に興味のある方や、人に役立つ仕事がしたい方は、オープンキャンパスに参加して日リハを体験してみませんか?毎回違う体験メニューを用意しているので、どんどん作業療法士・理学療法士の魅力を知ることができます!実際に仕事を体験して、自分に向いているか、イメージ通りの仕事かどうか、ためしてみよう!

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