理学療法士を目指す方 社会人の方

理学療法士へキャリアチェンジストーリー。全く違う業種から理学療法士へチャレンジ

-目次-

  • 建材メーカーから理学療法士へキャリアチェンジ
  • 事務員から理学療法士へキャリアチェンジ
  • 理学療法士へのキャリアチェンジって?

建材メーカーから理学療法士へキャリアチェンジ

建材メーカー3年目で理学療法士へ転職されたT.Jさん

私は建材メーカーで働いていていました。メーカーの仕事は楽しかったですが、もっと「人のためになる」と実感できる仕事がしたいなと漠然と考えていました。

入社2年目から高齢者の住環境をサポートする仕事の担当になり、高齢者にとって良い家作りを考えていく中で、もっと具体的に支えられる仕事がしたいと思ったのが転職のきっかけです。 祖父が身体を悪くしてたまに様子を見に行っていたこともあったかもしれません。介護福祉士も検討しましたが、もともとスポーツが好きで身体の作りに関わる勉強は楽しいと思えたので、理学療法士を目指しました。

 

 

異業種からの転職ということで、一から医療資格の勉強をするのはとても大変でした。

  • 「 本当になれるのか?」
  • 「前の職場のままの方が良かったのでは?」

と思うこともありました。 ですが、幸い専門学校の夜間部に通い勉強をしていたので、同じ境遇の友人ができ、食事をしながら話をすることでその苦しさは乗り越えられました。

理学療法士になって5年が経ちますが、毎日慌ただしく、でも楽しく有意義に過ごしています。 だんだん回復していく様子を見ると嬉しい気持ちになりますし、できることが増え喜んでいる姿を見るともっと支えてあげたいと思います。 まだまだ勉強することはたくさんあり、夢を叶えたといってもゴールではないですが、途中で諦めずに理学療法士になって良かったと心から思います。

 

事務員から理学療法士へキャリアチェンジ

事務5年目で理学療法士へ転職されたI.Fさん

事務の仕事をしていましたが、理学療法士の友人の影響で理学療法士になりたいと思うようになりました。 人と関わることが少ない職場で、社外の人と会うことが少ないので、やりがいのある仕事ができたらと思い転職を決意。 28歳から専門学校に入学し学び始めましたが、自分よりも年上の方もたくさんいることに驚きました。 順当に行くと理学療法士になる頃には32歳になるので、ちょっと遅いのかなと心配していた時もありましたが、 やりたいことをやるのに年齢は関係ないと改めて思うことができました。

 

 

 

転職を考えている方にアドバイスですが、よほどの貯蓄がない限りは、働きながらでも通えるところをしっかりと見極めることが大切だと思います。 学費や奨学金制度もそうですが、アクセスの良さや時間割なども考慮して考えるといいと思います。 2~3校は見て、決めたところには細かく相談に乗ってもらって、卒業までのプランを練るといいと思います。

 

私の場合は奨学金をもらいながら勉強をし、無事に4年間で国家試験に合格することができました。 理学療法士の仕事は想像していたよりもハードで、そして想像していたよりも楽しいです! 患者さんはもちろん、ご家族とのやりとりなども含め、人と関わることが好きだったんだなと実感しました。

 

理学療法士へのキャリアチェンジって?

理学療法士の資格を取るためには、高校卒業後(大検など同等以上の学力が認められたものを含む)、厚生労働省指定養成施設で学ぶ必要があります。そして修了後に国家試験を受験し、合格すると理学療法士になることができます。

キャリアチェンジを目指す方は、まず養成校を選ぶところからはじめましょう!カリキュラム・学費・学校の特徴を見比べ、あなたに合った学校を探してください。

働きながら学ぶ場合は、夜間部があるかどうかや、サポートがしっかりしているかどうか、そして同じ境遇の仲間がいるかどうかをチェックしてみてください。

就職先は病院や老人ホームから、介護施設・スポーツ施設・教育機関など幅広く広がっています。養成校によっては、就職サポートがしっかりしているところや、学生のうちから施設でアルバイトができるようなところもあります。そういったところで将来の姿をより明確に思い描き、勉強の糧にしていけるといいですね。

「0からのスタートで国家試験合格なんて、難しそう」と諦めずに、行動を起こして「なりたい自分」に近づきましょう!

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