作業療法学科夜間部専任講師

松生 容一先生

みなさんの経験やスキル、
生かせます。

学科 作業療法学科夜間部専任講師
主担当科目 日常生活活動学/老年期障害治療学
専門分野 老年期分野
趣味/特技 スポーツ観戦(おもに野球)
  • 「より患者様と関わるために」

    Q. なぜ、作業療法士の道に進んだのですか?
    ありきたりですが、“人の役に立つ仕事” につきたい、と思い医療福祉関係の学校を探したのがきっかけです。その中で、最初は臨床工学技士に興味を持ったのですが、同じ学校のパンフレットの中に作業療法士という学科があり、むしろそちらに興味を引かれました。臨床工学技士は検査までが仕事ですが、作業療法士は治療などで患者様に直接関われることが魅力でした。
  • 「喜びを与えてもらえる仕事。」

    Q. 作業療法士の仕事の魅力は?
    患者様や利用者様ができなかったことができるようになったときは、ご本人の喜びはもちろんのこと、我々セラピストも同様にうれしい気持ちになります。それが例え自己満足であっても、自分の持っている知識や技術を用いて「人の役に立つことができる」というのは、誰しも仕事をしている人にとっては、非常に魅力的に感じるのではないかと思います。そして、ご本人やご家族から「喜び」「感謝」の気持ちを伝えられると、なおさら嬉しくなりやりがいを感じます。
    “医師の指示のもとに”と言いますが、リハビリの具体的な内容や方法に関しては、自ら考え実施していくため、創意工夫が要求されます。型にはまった仕事にはならないのも魅力のひとつですが、その分、大きな責任も伴います。
  • 「心を動かす、ということ。」

    Q. 患者様との印象的なエピソードはありますか?
    以前、訪問リハビリで末期ガンのおばあさんの治療を担当しました。お元気だった頃は踊りをやっていたそうですが、私が伺った時は寝返りも打てない状態でした。おばあさんには「動けるようになって他県で開催される踊りのイベントに行く」という目標がありましたが、残念ながら医師からは止められていました。そこで、まずは体の使い方と手摺り位置の変更を指導しました。すると即座に寝返りが可能になり、ご本人・ご家族ともに大喜びでした。その後、体力が向上し、数カ月後には念願だった踊りのイベントに行けたそうです! この時の喜びは忘れません。
    私は三好春樹氏の「心が動けば体が動く」という言葉が好きで、あらためてそのとおりだと実感しました。心が動かなければ意識、意欲につながらず、ADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)は改善していかないのではないでしょうか。
  • 「作業療法士の本質」

    Q. 教員として、学生に何を伝えたいですか?
    作業療法の本質と、作業療法士としてできることの可能性でしょうか。まずは根本的に人に対する優しさや気づきを持ってほしいです。優しさ=ニコニコ笑うだけの受け身な優しさではなく、時にはダメ、と言えることが本来の優しさ、積極的な優しさだと思います。そして、人を「生活者」としてみること。人間はただ単に、「手足が動けばいい」「ADLができればいい」、というわけではなく、“生きがい” や “喜び・楽しみ” を持った生活を送っています。患者様それぞれの人生のサポートをさせていただきながら、QOLの改善や生きがいを見つけるお手伝いをさせていただくことが「作業療法士の本質」だと思います。
    幅広い分野を担う仕事であり、一言では言い表せませんが、学生自身が新しい発見をする中から答えを見つけてほしいです。簡単なことではありませんが、入学してくる学生たちと共にその可能性を探っていきたいです。
  • 「経験はムダにならない。」

    Q. 夜間部の学生は様々な経歴があると思います。指導するうえで心がけていることや、気を使うところはありますか?
    教員ではありますが、大人と大人ですから私よりもはるかに学歴や教養の高い方もいます。私はあくまでも「作業療法士」の学校の教員、というだけで、その分野以外では私自身が学ばせてもらうことも多々あります。そういった意味で謙虚な気持ちを忘れないようにしています。他分野で働かれていた方たちは経験も豊富で、その世界の知識は非常に長けたものを持っている方々です。その経験値やスキルをリハビリテーションの世界でも活用できるようアドバイスできればと思います。特に、時間が限られている夜間部の学生とは話しやすい環境をつくることや、なるべく対等な環境をつくる努力をしています。
  • 「共に歩む同士たち」

    Q. 日リハの夜間部の魅力や特徴はどこでしょうか?
    まず、教員と学生の距離が近いことが特長です。一緒に飲みに行ったりすることもありますし、時に同志として語り合ったりすることも。学生同士でいうと、クラスメイトが協力し合って、年齢に関係なく勉強を教えあったり、かえって近い年齢同士じゃないほうがいいこともあるようです。若い人でも溶け込みやすく、授業の中で交流も持てます。
  • 「超えられない壁はない!」

    Q. 夜間部で学ぶメリットやデメリットはありますか? また、デメリットがある場合、克服できるようどのように指導しますか?
    メリットは、日中に働きながら学べる、というところではないでしょうか。人によっては、今まで続けてきた仕事をそのまま時間短縮などで対応してもらい、同じ職場で働き続けている人もいます。 また、年齢の幅がある分、様々な社会人経験者の話が聞ける、ということも魅力です。面倒見のいい人も多く、勉強で困った場合に助けてくれる同級生がたくさんいます。 デメリットをあげるなら、仕事を週5以上で入れている人は体力的にきついかもしれません。授業時間数が昼に比べて短いため、凝縮された内容を復習する必要があります。時間の使い方がうまくないと、夜間部では苦労するかもしれません。ただ、時間の使い方を工夫し、生活スタイルを見直せば乗り越えられると思います。
  • 「努力は必ず報われる。」

    Q. 教師になってから、学生との象徴的なエピソードを教えてください。
    昨年は4年生の担任をしていたのですが、実習や国家試験の勉強を途中で投げ出しそうになる学生もいました。それでも最後はみんな踏ん張って努力し、その壁を乗り越え無事卒業を迎えました。卒業式の後に「ありがとうございました」と言ってもらえたときは感慨深いものがありました。 実は、クラスメイト同士の結婚式に呼ばれたことも何度かあります。教員になって初めて担任をしたクラスの卒業生が、いまや同僚(教員)に、なんてことも。
  • 「迷ったら日リハへ!」

    Q. 夜間部へ入学を検討しているまだ見ぬ学生にメッセージをお願いします。
    夜間部では多くの人が学業をしながら仕事もしています。それ故に卒業までの4年間は簡単な道のりではありません。しかし、同じ志を持って共に励む仲間がいるということは、とてつもない力になります。もちろん、教員の私たちも最後まであきらめず、同じ作業療法士(理学療法士)になれるよう支援します。
    とにかく、作業療法士(理学療法士)は、とても素晴らしい、やりがいのある仕事です。迷っている方は、ぜひ実際の現場を見るなり、話を聞きに学校説明会に来るなり、行動を起こしてみてください。

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