作業療法学科 昼間部 1年生(2022年3月現在)

宮内 菜乃香さん

作業療法士と理学療法士は、
AI時代でも活躍できる職業の一つ

学科 作業療法学科
学年 昼間部 1年生
 
趣味/特技
  • 小学生の頃から介護の仕事に就きたいと考えていた宮内菜乃香さんが、作業療法士を目指したきっかけとは。日リハ入学から半年が経過した時点での振り返りや、2年生以降の学びや実習に対する想いを語っていただきました。

    「AI時代に活躍できる職業」

    Q. 宮内さんは2021年入学ですが、まずは作業療法士になりたいと思った理由について教えていただけますか?
    私は小学生の頃から、将来は介護の仕事に就きたいと思っていました。わが家は父方も母方もひいおばあちゃんがいて、家族のつながりを本当に大事にしていたので、なんとか恩返しできる方法をずっと考えていました。そんな時に、小学校高学年の社会科見学で、自宅マンションの道路を挟んだ対面にあった高齢者介護施設に行くことになりました。そこで“こういう人たちと一緒にいたい”という思いとともに介護の仕事に対しての夢が膨らんでいき、中学3年生まではその夢を抱いていました。
    一方で高校受験の際に通っていた塾で、講師の方が収入面や体力面、慢性的な人手不足など介護の現状を教えてくれたことがありました。だからこそ、「最初からそこを目指さなくていいのではないか、もっと他のことに挑戦をしてその後に介護の資格を取得しても遅くはないのではないか」という言葉をいただきました。のちに「バスケをやってるんでしょ? 理学療法士は知ってる?」という話から興味を持つようになっていきました。
    高校に入学した後、実際に見学へ行ったのですが、そこで作業療法士を推薦していただきました。理由は、自分が年齢を重ねても身体面への負担がそれほど大きくなく、仕事を続けられ、仕事復帰もしやすいということ。自分が興味関心の高い心理面も関係してくるので、精神科の病院でも働けることなどです。私たちが現場に出るのは、順調にいけば2025年4月で、あっという間に2030年代がやってくるタイミングになるわけですが、何かの記事で読んだ「人工知能による代替可能性が低い職業リスト」の中に、作業療法士や理学療法士が入っていたことも背中を押されたことの一つです。
  • 「私が日リハを選んだ理由」

    Q. 数ある学校の中から日リハを選んだ理由について教えてください。
    実習時間が他の学校よりも圧倒的に多い点が魅力でした。最初は3年制の学校も考えていましたが、必要な実習時間が増えたこともあって、急いでつめこむ学習よりも時間をかけてしっかりと学びたいと思いました。大学の作業療法学科とも比較してみましたが、日リハなら大学に行くよりも確かな成果が得られると思い、総合型選抜(旧AO入試)を受験して2020年6月には合格内定をいただきました。高校のクラスの中で一番早かったですね。
    合格後の過ごし方としてはまずは部活動に打ち込みました。バスケットボール部だったのですが、合格をいただけたのはまだ引退前のこと。それでも私たちの代は新型コロナウイルスの蔓延で最後の大会が軒並み中止になってしまいました。肩を落としていたところ、東京都の独自大会が開催され、「最後までやりきりたい」と私も出場して完全燃焼することができたのは、高校生活の確かな想い出となりました。
  • 「総合型選抜(旧AO入試)合格後に打ち込んだこと」

    Q. 合格後、部活動以外にはどのようにして過ごしていましたか?
    早く進路が決まった分、入学までの時間をどのように使うかが大切だと思いました。前述の部活動だけでなく、しっかりと必要な知識も身につけたいと。そこで合格後学習会に参加した際に、先輩方に「今からできる勉強はありますか?」と質問したところ、「骨や関節の名前は全部憶える必要があるからやっておいたほうがいいよ」と言われてその勉強にずっと取り組んでいました。それ以外には「やりたいことを今のうちにやっておきなさい」というアドバイスもいただいたので、障害者施設でのアルバイトを中心に過ごしていました。
    障害者施設でアルバイトをはじめたのは、中学1年生の時に学校で実施された職業体験で施設を希望したことがきっかけです。そして、その実習が終わった後に「今はまだバイトができない年齢だと思うけれど、高校生になったらアルバイトしにきてよ」と言っていただきました。興味があったので連絡をして、中学3年生の終わりくらいからずっとアルバイトをさせていただいています。
  • 「予想を上回る勉強量」

    Q. まだ入学してから1年間も経っていませんが、学校生活を振り返っていかがでしょうか?
    精神の面にもともと興味や関心があったこともあり、個人的には心理学などの心理系科目はできていると思っているのですが、それでも解剖系が思っていた以上に深いところからやると感じています。まさか身体の構造だけでなくミトコンドリアなど生命の発生の起源からはじまるとは思ってもいませんでした。実際、それがどのように仕事の役に立つのかなと現時点では思ってしまう部分もあるので、そのあたりは私にとって厳しいと感じていることですね。でも先輩方はそれを乗り越えてこられてきたわけですから、今からもっともっと頑張らないといけないと思います。
  • 「広い世界を知っておきたい」

    Q. 宮内さんが今後の学生生活で楽しみにしていることや目標について教えてください。
    個人的にはもう少し色んな人と関係を築きたいという思いがあるので、今後の長期実習は楽しみの一つですね。コロナ禍なので当然なのですが、今はクラスの中だけで完結してしまっていて、同じ学年でも理学療法学科の子たちのことは面識もないことがとても残念なので。コロナが落ち着けば、理学療法学科の学生さんたちと一緒に話ができる機会もあると思うので、今から楽しみです。やっぱり、国家試験という一つのことに皆で突き進んでいくことは、お互いの絆を深めてくれる半面、視野が狭くなってしまう可能性もあるので、社会に出るまでにもっと広い世界を知っておく必要があると思っています。
    長期実習で希望する領域はずっと迷っていて、介護に対する気持ちがとても強かったこともあり、入学当初は高齢者の領域に行きたいと思っていたのですが、興味を持っている精神領域への選択肢も浮上してきました。それをこれからの学校生活の中でじっくりと考えていきたいですね。
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