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作業療法学科 夜間部 4年生(2018年12月現在)

山内 康多さん

学べば学ぶほど、作業療法が
ますます好きになっていく。

学科 作業療法学科 夜間部
学年 夜間部4年生
出身校 日本体育大学
 
趣味/特技 スポーツ全般が大好きです。自分ですることも、観るのも大好きで2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピックと今からワクワクしています
  • キャリアチェンジを志したきっかけ。
    社会人の学校選びはまさに就活。だから日リハ夜間部
    学校のサポート体制は万全。

    「障がい」への気づき、キャリアチェンジ。

    Q. 何故、作業療法士を目指されたのでしょうか?
    大学卒業後、大手サイクルショップに就職しました。ある日、小学校低学年くらいの左腕のないお子様が来店され、安全に乗る事のできる自転車を探されていました。それがきっかけで、「障がいを持った方たちのお手伝いがしたい」と思うようになり、医療職に転職を志しました。
    元々、理学療法士や作業療法士のことは大学時代から知っていました。その中でも作業療法士の道に進んだのは、患者様の疾患の治療だけでなく、「生きがい支援やその人らしさを再獲得するために患者様とより深く関わっていける」というところに魅力を感じたからです。
  • 「学校選びはまさに就活。だから日リハ。」

    Q. 沢山の養成校がある中で、日リハを選んだのは何故ですか?
    仕事をしている私にとって、学校選びはすでに「就職活動の一環」だと考えていました。4年間の研修を経て病院に配属されるイメージです。ですので、現場に出た時に即戦力となっていることが理想でした。日リハは、臨床実習の時間が長く設けられていて、即戦力になる為のカリキュラムが充実していました。自分の目標を達成するために、最も適している環境だと思ったので入学を決めました。
  • 「嬉しいギャップ、アットホーム」

    Q. 入学前と今で日リハに対する印象は変わりましたか?
    入学する前は、医療従事者を目指す学校という事で敷居が高い印象があり、不安や緊張感が強かったのですが、実際は先生方も優しく気さくに声をかけて下さり、学校全体の雰囲気も良く、勉強に集中できる環境です。クラスメイトとは勉強以外の話もできる仲間です。日リハはアットホームな場で、居心地が良いです。
    Q. 日リハでの授業はいかがですか?
    授業をしてくださるのは、実際に臨床でご活躍されている作業療法士の先生方です。教科書に載っている内容だけではなく、臨床での経験も踏まえて授業をして頂けるので、知識以上のものを吸収でき満足度は高いです。
  • 「幅の広さが魅力の度合い」

    Q. クラス(クラスメイト)の雰囲気はいかがですか?
    夜間部に在籍していますが、年齢層や職歴も様々です。その中で作業療法士になるという共通の目標に向かって日々勉強に励んでいます。休日を利用して勉強会や実技の練習会をして、お互い助け合いながら学んでます。
    私より年上のクラスメイトには社会人としての悩みを相談することもあります。また、自分より若い人には自分からアドバイスをすることもありますし、逆に若い人ならではの考え方も吸収することができて見地が広がります。
    こういった交流ができるのも、いろいろな経験をしてきた人が集まる夜間部だからこその環境です。
  • 「2つの目線」

    Q. 先生とのコミュニケーションはいかがですか?
    勉強の質問に対してはいつも真摯に丁寧に対応して頂いて、本当に感謝しています。また勉強だけではなく、学生一人ひとりの学校生活に気を配り、声をかけてくれます。就職に関しても、先生としての目線と作業療法士としての目線との両面から相談に応じて頂けるので安心して相談できます。
  • 「改めて、良かったと思える」

    Q. 長期実習を終えられて、率直な感想をお聞かせください。
    長期実習では実際の臨床の場で、患者様に対してリハビリテーションを実施していきますが、学校では学ぶことの出来ない貴重な体験をさせて頂きました。
    実際の臨床の場では、知識不足、技術不足を痛感しましたが、患者様に接するという事は、それだけ責任がかかるのだと感じました。そして長期実習を終えて、作業療法士のより多くの魅力に気づき、目指して良かったなと改めて感じています。
  • 「学費と事務的な話、、、」

    Q. 日リハのサポート体制はいかがでしたか?
    日リハのサポート体制は本当に充実しています。なにより学費の中に実習費用が含まれていることはとても助かりました。実習先で一緒になった他の学校の学生さんや、実習先の指導者の方々からは「日リハは実習費が最初から学費に含まれているからいいよね。」と言われました。実習はただでさえシビアなので、金銭の心配をすることが無かったのは本当に重要です。
    また、私は沖縄県へも実習に行きましたが、実習施設との手続きや宿泊先の手配は全て学校で行ってくれました。長い実習期間、実習だけに集中できたのも学校のサポートのお陰であると感じています。
  • 「先生方の実習地訪問は重要!」

    Q. 実習中はどんなサポートをしてくれましたか?
    私は沖縄でも実習しましたが、沖縄まで先生が来てくれて、実習中の悩みを話せたり、アドバイスをいただいたりして、精神的にも非常にありがたかったです!
    もちろん、学生全員の実習先まで、先生方が訪問してくれることで、臨床家としてのアドバイスや、指導員と生徒の間の調整をしてくれます。特に、先生とお話しできることの精神面でのフォローは本当に心強かったです。
  • 「無駄はできない国家試験勉強」

    Q. 現在、国会試験対策の真っ最中ですが、学びの状況はいかがでしょうか?
    国家試験の出題範囲はとても膨大です。一人ではとても対応しきれません。ですので、クラスメイトとグループを作り、お互いに教えあいながら理解を深め合っています。
    また、教科書や参考書などで知識を「インプット」するだけではなく、人に話す・教えるという「アウトプット」がとても大切で、深く理解し記憶することができます。
    日リハには国家試験対策委員会があり、過去の国家試験の出題傾向を参照して校内模試を作成してくれますので、より国家試験に近い模試を何度も受ける事ができ、現状を把握しながら効率的に勉強ができます。作業療法学科と理学療法学科の先生方が協力して国家試験対策をしてくれていますので、理学療法士の先生方による講義もあり、広い国家試験の出題範囲にもしっかりと対応できると感じています。
  • 「理想を持つこと。」

    Q. 自身の作業療法士としての理想像を教えてください。
    障がいに対してのリハビリテーションだけではなく、患者様の生活や生きがいに対して携わっていくことは当たり前だと思います。患者様だけではなく、ご家族に対して寄り添う姿勢や、地域社会に貢献するという姿勢が大切だと思います。また医療業界に携わる様々な職種の方々と連携を取り合うことで、医療業界の発展に貢献できる作業療法士になることが、私の理想です。
    Q. 超高齢化社会真っ只中のこの日本で、これからどのような作業療法士が求められていくとお考えでしょうか?
    これからは障がいを負う前の「予防医療」が大切になってくると考えます。そのため、作業療法士をはじめとする医療従事者は、病院や施設などから出て、地域社会で幅広く活躍し、健康な方たちへのアプローチもしていかなければいけないと感じています。
  • 「作業療法がどんどん好きになっていく。」

    Q. 最後に、これから日リハで作業療法士を目指す後輩にアドバイスやメッセージをお願いできますでしょうか?
    作業療法士になるという事は、勉強面や技術面において学ぶことがとても多く苦労することもあり、決して楽な道ではないと思います。しかし、私は作業療法士を目指したことを一回も後悔したことはありません。勉強を重ね、実習を経験したことで、作業療法士の多くの魅力を実感し、作業療法士になりたいという意志が強くなっていきました。素晴らしい職業だと思います。一生懸命頑張って、作業療法士に成りましょう。