身体機能の回復と心のリハビリのスペシャリスト

「作業」とは、人の生活におけるあらゆる活動のこと。
「作業療法」とは、本人が望む生活ができるようにしていく治療や援助のことです。

作業療法はリハビリテーション医療の一分野で、身体機能の治療のみではなく、食事や着替えなど障がいのある方の生活の訓練や、仕事や学校など社会参加のための訓練、また、精神・心理面へのアプローチも行います。対象分野は身体、精神、発達、老年期と幅広いことが特長ですが、就職は1分野の専門家として、他の分野で学んだことも活かしながら活躍することが一般的です。

作業療法士の活躍例

病気や怪我をしてしまったら…

1

病気や障がいについて医学的に検討します

2

その方らしい生活の可能性を調べます

3

寝たきりにならないように生活を工夫します

4

生活しやすい環境を整えます

5

ご家族とともに退院後の生活を考えます

6

退院そして自宅へ

作業療法の領域と取り組み

作業療法士が扱う領域 作業療法士の取り組み
1日常生活の問題 トイレ、着替えの練習、自助具の利用、住宅改修のアドバイス等を行う
2身体の問題 体操や車イスの練習等を用いて、最大限の機能回復を目指す
3心の問題 心理学や精神医学の知識を用いてサポート
4職業前訓練 就労に向けた訓練を行う
5今後の人生への不安 興味や価値を感じられる生きがいを見つける手伝いをする

医療機関や老人保健施設などから特に根強い人気があり、毎年多くの求人があります。

作業療法士は医療・福祉・介護など様々な現場で活躍しています

身体・精神・老年期・発達と4分野の幅広い知識と技術を持つ作業療法士は、病院だけでなく老人保健施設・障害者福祉施設・児童養護施設など、多くの医療福祉関連の施設で活躍しています。
また、WFOT(世界作業療法士連盟)認定校である本校で作業療法士の資格を取得すれば、将来、世界各国で作業療法士として活躍することも可能です。

卒業生の声

「あなたに会えてよかった」と言われる仕事

私はOLを経験したあと25歳で日本リハビリテーション専門学校の作業療法学科夜間部に入学し、現在は埼玉県にある回復期病院で作業療法士として働いています。
作業療法士をやっていてよかったと思えるのは、患者様から「ありがとう」と言ってもらえることです。「あなたと会えてよかった」と笑顔で退院していく姿を見ると、本当にうれしいです。その点では、OL時代よりもやりがいを感じています。また、託児所が用意されている病院が増えており、”主婦でもママでも働きやすい”作業療法士はとても魅力ある仕事だと思います。
入学する前は「勉強についていけるか…」と悩みましたが、在学中はクラスメイトと支え合うことで、大変ながらも充実した4年間を過ごすことができました。

作業療法士 山田めぐみさん

求人数も一人あたり約39件と需要の高いお仕事です

2014年度の本校への求人数は2707人分。
一人あたりの求人倍率は、なんと約39倍。
この求人数は3年連続で上昇しており、今後も拡大が見込まれる需要の高い仕事です。

作業療法の対象

作業療法士とは、障がいを有する人が「作業」を自分で行えるように。快適に自分らしく生きていけるように、さまざまなリハビリテーション治療を行う人のことです。

身体に障がいを持つ人【身体障がい分野】

例:脳卒中,リウマチ,パーキンソン病,手足の切断 等

病気や事故のため身体に障がいを負った方々に対し、今後生活していくための問題を的確に評価し、色々な作業活動を用いて治療を行います。また、障がいがあっても残された機能を最大限活用し、その人の状態にあった道具を作ったり、従来とは違った動作の習得を手助けすることで元通りに近い生活を送れるように支援していきます。

心に障がいを持つ人【精神障がい分野】

例:統合失調症,躁うつ病,神経症,てんかん,アルコール依存症 等

精神疾患により生活に障がいをきたした方々に対し、個別のあるいは他の人達との関わりや、具体的・現実的な作業活動(遊び、創作的なものから日常生活に関連するもの、仕事的なものまで)を利用し、精神機能の向上、対人関係能力の改善、作業能力の改善などをはかり、その人にとってより良い生活が送れるように指導、支援を行います。

発達時期の障がいに対応するリハビリ【発達障がい分野】

例:脳性麻痺,ダウン症,筋ジストロフィー,学習障がい,自閉症 等

子供たちの中には身体や心に障がいを持ち、日常生活を思うように送ることが難しい子もいます。子どもにはそれぞれ成長段階があり、それぞれにおいて必要となる体や心の機能も様々です。そのような子どもに対して遊びを中心とした色々な作業活動を利用して、個々の子どもの発達課題(運動機能、日常生活技能、学習基礎能力、心理社会的発達など)や現在、将来にわたる生活を考慮した治療を行います。また、たとえ障がいがあっても家庭や学校、社会で生き生きと生活できるように指導、支援を行います。

高齢化社会に必要とされるリハビリ【老年障がい分野】

例:認知症,脳卒中,パーキンソン病,廃用性症候群,内科系疾患 等

第2の人生を送るときに高齢に加え、身体的(脳卒中や骨折など)や精神的(うつ病や認知症など)な病気などで日常生活の他に自分が思い描いていたライフスタイルを送ることが難しくなります。そのような方に対して色々な作業活動を用いて、治療・訓練を行い、安心してその人らしい生活を送れるように支援していきます。また、御家族の希望や不安を汲み取り、本人と共に安心して生活できるよう福祉用具の使い方や住宅改修の提案も行っていきます。

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理学療法と作業療法の違いとは