手作り+リハビリテーション+レクリエーション=手作りテーション

「手作りテーション」という言葉を聞いたことはありますか?手作りテーションとは、作業療法士の小原先生が「遊びリテーション」から影響を受けて作った言葉で、「手作り作品を通じてリハビリテーションをしてゆこう!」「手作り作品を作って元気になろう!」という意味が込められているそうです。

 

 

今回は作業療法学科1年生の基礎作業学演習で2週にわたり、その「手作りテーション」を行いました。その様子をレポートします!

 

 

 

 

まず1週目はスペインのサクラダファミリアをヒントに作られた型紙を使い作品を作りました!

 

 

 

 

無料のカタログの好きな柄や色の箇所を切り取り型紙の裏にのりで貼り付けたら、はさみで切ります。

 

 

 

 

黒の型紙に貼ります。

 

 

 

 

わからなところは先生に聞いたり、クラスの友達に相談したりとワイワイ和やかに作っていました!

 

 

 

 

ラミネートをして完成です。雰囲気出てます~玄関に飾ってください!

 

 

 

 

作業療法士は日常にあるものをリハビリテーションに応用することも仕事の一つです。この授業では室内での活動例を実際に体験します。

 

 

そして2週目はコースターを作りました!!

 

 

 

 

型紙に折り紙を貼りつけて、はさみで切り取りました。

 

 

 

 

紙を格子になるよう折り紙を編んでいきます。ラミネートをして完成です!

 

 

 

 

 

次の作品は、折り紙を2cm角に切り取り、貼り付けた上に画家ポール・シニャックの船やラクダを貼ることで絵の芸術度を高めます!!

 

 

 

 

 

 

座学の試験やレポートは一旦置いといて?!手作りテーションに癒され楽しんだ学生さんも多いようです。素晴らしい作品が沢山できました。

 

 

皆さん、お疲れ様でした!

 

 

また今回、指導していただいている先生は、東京都墨田区にあるディケア「よりあいデイ・つくし」を運営されている荒井あゆみ先生です。実は、荒井先生は本校の卒業生で、学生たちにとても優しい先生です。

 

 

※荒井先生が「よりあいデイ・つくし」の写真を送ってくれました。

 

 

【参考リンク】

 

ディケア「よりあいデイ・つくし」

 

手作りテーション.comホームページ

 

デジタルパンフレットを公開スタートしました!

本校の学校案内、募集要項等をデジタルパンフレットとしての公開をスタートしました!

 

 

デジタルパンフレットをお申込みいただきますと、本誌の到着を待たずに今すぐご覧いただくことができます!

 

 


 

~デジタルパンフレットの閲覧方法~

 

 

下記フォームよりお申込みいただきますと、お申込み完了メールにてデジタルパンフレットのURLをお送りさせていただきます。

 

デジタルパンフレットのお申込みフォーム

 

(万が一、メールが届かない場合は迷惑メールフォルダなどもご確認下さい)

 


 

 

「デジタルパンフレットだけ、今見たい!」という方も大歓迎です。年末年始のお休み期間中もゆっくりとご覧ください!

 

 

 

専門学校の基準の一つ「職業実践専門課程」とは?理学療法士・作業療法士の進路選び

専門学校の進路選びにおいて一つの基準となる「職業実践専門課程」はご存知でしょうか。この記事では「職業実践専門課程」についてまとめていますので、専門学校選びの参考にしてください。

専門学校の基準の一つ、職業実践専門課程とは?

理学療法士・作業療法士を目指す方は、まずは専門学校のような養成校を選ぶところから始めるかと思います。

その学校選びで一つ基準として見ていただきたいのが、「職業実践専門課程」について。これは、専門学校のうち、企業等と密接に関係して、最新の実務の知識・技術・技能を身につけられる実践的な職業教育に取り組む学科を、文部科学大臣が「職業実践専門課程」として認定しています。

理学療法士・作業療法士を目指すための学校の場合は、病院や福祉施設との連携がきちんととれていて、現場に則した学びが得られるかどうかが判断されます。

職業実践専門課程に認可されるということは、文部科学大臣に認められた、職業に必要な能力や確かな技術が身につけられる学校であることの証明になります。

「職業実践専門課程」と認定されている学校には、下記のような特徴があります。

1.病院や施設等が参画する「教育課程編成委員会」を設置してカリキュラムを編成している
2.演習や実習の授業を実施している
3.最新の実務や指導力を修得するための教員研修を実施している
4.病院や施設等が参画して学校評価をしている
5.カリキュラムや教職員等についてホームページで情報提供している

 

この制度は、より実際の現場に即した講義をしたり、実習・実験をしたりすることなども想定されています。職業実践専門課程に認可されているところで学ぶと、理学療法士・作業療法士として免許を持っており現場で活躍している質の高い先生から指導を受け、協力している企業から最新の情報を得られ、現場実習を通して職業に必要な能力を身につけていくことができます。

クリアな情報公開!安心できる学校の証明

職業実践専門課程は、病院や施設等が参画して学校評価を行い・学校のカリキュラムや教職員についての情報をホームページに掲載しなければ認可されません。認可されているということは、きちんとルールを守ってカリキュラム編成が行われている、クリアな学校であるという証明になります。

今はどこの学校もホームページを有していますが、出さなければならない情報提供が見受けられないところも多々あります。職業実践専門課程に認可されているところでは、教育に関する様々な情報がきちんと明記されているので安心できます。ちなみに、全国の専門学校で職業実践専門課程の認定を受けているのは29.5%。残りの70.5%は認定を受けていません。

これから理学療法士・作業療法士を目指して学校選びをする皆さん!進学を検討している学校が職業実践専門課程に認定されているかどうかも、学校選びの新たな参考材料のひとつとしてみてください。

就職を重視した学校が最先端!今後について

専門学校は各学校でオリジナルのカリキュラムを有し、高い職業教育・人材育成をしてきました。また、最近では大学でも、専門学校に近い教育を行い就職を重視しているところも少なくありません。大学も専門学校も入学するのが目的ではなく、その先の就職・そして現場に出てからを見据えた教育が求められています。大学も企業との連携がこれまで以上に推進されると思われます。

また、世の中の流れが今後就職重視になっていくと、本当の意味で就職に強い学校を見極めることは難しいかもしれません。ですが、まだまだ新しい制度である職業実践専門課程にいち早く認可され、就職とその先を見据えた教育を勧めている学校であれば、今後更なる教育の質の向上が見込めるでしょう。これからの学校選びに、是非参考にしてください。