コミュニケーションについて

皆さん、こんにちは。理学療法学科昼間部教員の高瀬です。今回はコミュニケーションについてですが、まずはいきなりこのお話しの結論です!

 

 

『コミュニケーションについて一度しっかり学ぶべき』

 

『理学療法士にとって、知識と技術よりも!?大切なのはコミュニケーション能力!?』

 

 

皆さんは毎日あらゆる場面でコミュニケーションをとりながら生活しています。でも、世の中にはコミュニケーションが苦手だという人がたくさんいます。

 

そもそもコミュニケーションを、いつ・どうやって身につけましたか?

 

小さい頃にお父さんとお母さんを見てなんとなく・・。

 

それ以来コミュニケーションについて、いつ・どこで学びましたか?

 

学校でもコミュニケーションの授業なんてないから特に学んだことはない・・。

 

こんな感じの方がほとんどではないでしょうか?

 

 

 

ちゃんと教えてもらってもいないのだから、苦手な人が多いのはなんとなく納得です。コミュニケーションにはいくつもルールや鉄則があります。ここではその中のほんの一部だけご紹介しますと、

 

・微笑み

 

・アイコンタクト

 

・うなずき

 

・あいづち

 

の4つです。この4つができるだけでも、皆さんのコミュニケーションは劇的に変わるはずです。

 

 

 

 

 

ただ・・

 

たった4つだけでも決して簡単ではないことは理解しておいてください。笑顔で相手の話を聞いているつもりになっていませんか?

 

一度その顔を鏡で見てください!

 

口角ほとんど上がってませんよ!

 

怖い顔してますよ!

 

 

個人的には、セラピストが患者さんのリハビリを行う際に最も重要なことは、患者さんとの信頼関係を構築することだと考えています。

 

 

いくら知識と技術が豊富でも信頼できない人には自分の身体に触れてほしくはありません。

 

 

笑顔で患者さんの目を見ながらしっかり話をきいて、その内容についてしっかりうなずき、さらにあいづちが入ったら患者さんはどう感じるでしょうか?

 

 

『この人は自分の想いをしっかり聞いて受け止めてくれる、自分の気持ちをちゃんと理解してくれる、この人になら本音も言えそう』

 

 

このように感じるのです。

 

 

そして、信頼関係が築かれていくのです。

 

 

 

 

 

 

コミュニケーションって、本当はものすごくふか~いのもなんです!

 

そんなこと意識したことはなかった・・

 

そもそも知らなかった・・

 

なんだ、こんなときはそうすれば良かったんだ・・

 

という、気づきがどんどん出てくるはずです。

 

特にセラピストの方々、これからセラピストになる方々には、是非コミュニケーションについて、一度しっかり学んでほしいと思っています。

 

 

かくいう私自身も、コミュニケーションについてはまだまだ勉強中ですけどね・・