「運動学とグループワーク」理学療法学科合格後学習会レポート

2022年12月、今度の4月に理学療法学科へ入学予定の方にお集まりいただき、合格後学習会を行いました。今回のテーマは「共通の言葉で運動を表現する」です。入学後には「運動学」の授業で学ぶ内容の入門編になります。

 

 

注)今回参加できなかった方も、入学後にしっかり学びますので安心してくださいね。

 

 

 

 

 

人間の関節は肩関節、膝関節など多数あり、部位によって動かせる方向があります。動かせる方向のことを「運動方向」といい、それぞれ動きには名前がついています。

 

例えば

 

・外側に転がる=外転

 

・折れ曲がる=屈曲

 

・内側にまわる=内旋

 

など…

 

 

この関節の名前と運動方向を組み合わせることで、各関節がどんな運動をしたか、どんな位置にあるかを示し、色々な姿勢を伝えることが出来ます。

 

 

 

 

この関節の名前や運動方向は、いわば医療現場で通じる「共通の言葉」で、今回はこの「共通の言葉」を実際に使ってみることがテーマです。

 

 

まずは先輩である在校生が、運動方向について説明します。参加者の皆さんも自分の身体で動かしてみたり、関節を触って確認したり、グループ内で確認していきます。

 

 

 

 

 

続いて、グループごとにポーズを決め、他グループの人にそのポーズが取れるように実際に「共通の言葉」で動きを指示してみます。

 

 

 

 

なかなか思い通りのポーズにならず、「想像するポーズにするにはどうすれば伝わりやすいのか」を一生懸命みんなで考えながら挑戦していました。

 

 

 

 

最後はみんなで感じたことや思ったことを発表し合って終了です。

 

 

 

 

「難しかったけど、本で読むより実際に体験できてよかった」

 

 

「医学を学んでいるって感じがした」

 

 

など、初めての学びに色々な感想があったようです。

 

 

 

 

今回の理学療法学科合格後学習会では、入学予定の皆さんで少人数のグループに分かれ、日リハの特徴でもあるグループワークを実際に体験していただきました。

 

 

 

 

医療現場において共通の言葉である専門用語は聞き慣れない言葉が多く難しく感じますが、日リハの授業ではこうしたグループワークを多く行う事で、お互いに支え合いながら着実に知識を定着させていきます。

 

 

参加された皆さん、お疲れさまでした!

 

 

次回の学習会は2024年2月を予定しています!

 

骨とグループワークを学ぶ|作業療法学科合格後学習会レポート

2023年4月から、日本リハビリテーション専門学校の作業療法学科(昼間部・夜間部)に入学予定の皆さんに集まっていただき、第1回目の合格後学習会を行いましたので、その時の様子をレポートします。

 

 

 

今回の学習会は、まず参加者同士でお互いの自己紹介からスタート。自己紹介とは言っても名前を伝えるだけではなくて、お互いの共通点を探すレクリエーションも行います。

 

 

 

「今日電車で来た」

 

 

「目が悪い」

 

 

「やる気がある!」

 

 

など、色んな視点から共通点が挙がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

はじめて会う参加者同士、最初は緊張感がありましたが、意外な共通点もあったようで、時間が経つにつれてだんだんと緊張もほぐれ、笑い声が絶えないレクリエーションになりました。

 

 

 

打ち解けた後は、作業療法学科昼間部の栗原先生から「4年間の学び」について説明がありました。

 

 

 

 

 

 

基礎の大切さや国家試験はどんな問題なのか、これからの4年間をどう過ごすのか、入学前だからこそ伝えたい大切なお話でした。皆さん時折メモを取りながら真剣に聞いていました。

 

 

 

続いて、医学の基礎となる骨の勉強をグループワークで学んでいきます。先輩となる在校生がアドバイスしながら、骨の名前や仕組みに触れていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者の皆さんにとって骨の勉強はほぼ初めての中、実際に自分の身体を触って確認したり、お互いに相談したり、グループで協力して骨の位置や名前、特徴を覚えていました。

 

 

 

 

 

 

最後に、今日勉強したことをグループ内でお互いに説明し合います。自分の言葉で説明することで、しっかり理解し定着することにつながっていきます。

 

 

 

今回参加していただいたみなさんには、暗記が多く難しい医学の勉強も、グループワークを通して皆で協力しながら効率よく勉強を進めていく「日リハスタイル」を体験してもらいました。

 

 

 

 

 

 

次回は12月18日(日)を予定しています。今回とはまた違った内容になるので、今回参加した方も参加できなかった方も、次回ぜひ参加してみてくださいね!

 

 

 

 

「理学療法の基礎を学ぼう」理学療法学科合格後学習会レポート

日リハでは、合格が早く決まった方々を対象に合格後学習会を行っています。

 

 


 

 

《学習会にはこんなメリットが》

 

・入学前から学ぶことを先取りできる

・クラスメイトになる人たちと早めに交流できる

・先輩の学生(スタッフとして参加)との繋がりができる

 

 


 

 

 

今回は理学療法学科の合格決定者にお集まりいただき、グループワークを通して「理学療法の基礎」を学びました。

 

 

 

 

先ずはグループに分かれて、一緒になったメンバーと簡単な自己紹介。サポートに入ってくれる学生スタッフも加わり、緊張をほぐしました。

 

 

 

雰囲気が和んだところで、いざグループワーク。バラバラの骨(模型)をパズルのように、正しく組み立てていきます。

 

 

 

 

骨を手に取って並べてみるものの、みんな苦戦している様子です・・・

 

 

 

 

教室にある完成系の骨模型やテキストを参考に

 

「この骨の向きはどちらが上?」

 

「どちらが内側でどちらが外側だろう?」

 

と考えながら並べていきます。

 

 

 

 

学生スタッフや先生の助けもあり、何とか組み立てることに成功しました。

 

 

続いて、身体の動きを医学の言葉でどう表現するのかを、実際に身体を動かして体験しました。

 

 

例えば、

 

腕を前に上げる動作を「屈曲(くっきょく)」

 

と言い、

 

上げた腕を下ろして関節を伸ばすことを「伸展(しんてん)」

 

と言います。

 

 

 

 

医療の言葉で表す動作は他にもたくさんあり、先生が指示した動きをグループのみんなで確認しあいました。

 

 

 

 

 

 

 

身体の動きを立体的に考える力が必要になるのですが、周り人と確認しあうことで動きを覚えることができます。

 

 

 

参加者からは、

 

「実際に身体を動かしながら覚えることができてよかった」

 

「いろいろな種類の骨の事を知れて勉強になった」

 

「骨の名前や運動の種類など、楽しく学ぶことができた」

 

「グループワークが中心で皆さんと交流ができてよかった」

 

 

といった感想を頂きました。

 

 

今日学んだ骨や身体の運動は、理学療法を学ぶ上で基礎的な所になります。覚えることはたくさんありますが、みんなで教えあったり、体を動かしあったりと工夫をしながら学んでいきます。

 

 

次回、12月4日(日)に第2回目を行いますのでお楽しみに。