晴れやかな旅立ちの日。令和4年度日本リハビリテーション専門学校卒業式

3月の晴れた日、ヒルトン東京で日リハの卒業式が行われました。今年は数年ぶりに保護者の方もご参列いただいての開催となり、多くの方に見守られての卒業式となりました。

 

 

 

 

校長先生から、一人ひとりに卒業証書が手渡されます。

 

 

 

 

全員に卒業証書が手渡された後は、草野校長、敬心学園の小林理事長から祝辞をいただきました。

 

 

 

 

 

 

続いて、同窓会会長であり本校の非常勤講師でもある河邊先生から祝辞をいただきました。

 

 

 

 

また、日本理学療法士協会様、日本作業療法士協会様を始め多くの方々から祝電も頂戴し、温かいお言葉が卒業生に向けて披露されました。

 

 

祝電披露後には、在校生代表から尊敬する先輩方へ送辞が送られます。

 

 

 

 

そして最後は卒業生代表の答辞。

 

 

コロナ禍での実習や患者様と接して気付いた現場の厳しさ、それでもこれから理学療法士・作業療法士として旅立つ覚悟、そして4年間辛いことも楽しいことも一緒に乗り越えてきたクラスメイトへの感謝の言葉が語られました。

 

 

 

 

中には涙する保護者の方の姿も。。。

 

 

お互いに同じ目標を持った仲間と励ましあいながら乗り越えてきた日々であったのはもちろんのこと、ご家族の皆さまにも支えられた4年間だったと改めて感じる答辞でした。

 

 

 

 

 

 

卒業式後には、各クラスから先生方へ想いのこもったプレゼントが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日リハを卒業しても、「日リハの学生」であったことはずっと変わりません。
いつでも仲間が、先生が、そして日リハがついています。困ったとき、辛いときはいつでも頼ってくださいね。

 

 

今度は理学療法士・作業療法士として、みなさまと再会できることを楽しみにしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご卒業おめでとうございました!

「運動学とグループワーク」理学療法学科合格後学習会レポート

2022年12月、今度の4月に理学療法学科へ入学予定の方にお集まりいただき、合格後学習会を行いました。今回のテーマは「共通の言葉で運動を表現する」です。入学後には「運動学」の授業で学ぶ内容の入門編になります。

 

 

注)今回参加できなかった方も、入学後にしっかり学びますので安心してくださいね。

 

 

 

 

 

人間の関節は肩関節、膝関節など多数あり、部位によって動かせる方向があります。動かせる方向のことを「運動方向」といい、それぞれ動きには名前がついています。

 

例えば

 

・外側に転がる=外転

 

・折れ曲がる=屈曲

 

・内側にまわる=内旋

 

など…

 

 

この関節の名前と運動方向を組み合わせることで、各関節がどんな運動をしたか、どんな位置にあるかを示し、色々な姿勢を伝えることが出来ます。

 

 

 

 

この関節の名前や運動方向は、いわば医療現場で通じる「共通の言葉」で、今回はこの「共通の言葉」を実際に使ってみることがテーマです。

 

 

まずは先輩である在校生が、運動方向について説明します。参加者の皆さんも自分の身体で動かしてみたり、関節を触って確認したり、グループ内で確認していきます。

 

 

 

 

 

続いて、グループごとにポーズを決め、他グループの人にそのポーズが取れるように実際に「共通の言葉」で動きを指示してみます。

 

 

 

 

なかなか思い通りのポーズにならず、「想像するポーズにするにはどうすれば伝わりやすいのか」を一生懸命みんなで考えながら挑戦していました。

 

 

 

 

最後はみんなで感じたことや思ったことを発表し合って終了です。

 

 

 

 

「難しかったけど、本で読むより実際に体験できてよかった」

 

 

「医学を学んでいるって感じがした」

 

 

など、初めての学びに色々な感想があったようです。

 

 

 

 

今回の理学療法学科合格後学習会では、入学予定の皆さんで少人数のグループに分かれ、日リハの特徴でもあるグループワークを実際に体験していただきました。

 

 

 

 

医療現場において共通の言葉である専門用語は聞き慣れない言葉が多く難しく感じますが、日リハの授業ではこうしたグループワークを多く行う事で、お互いに支え合いながら着実に知識を定着させていきます。

 

 

参加された皆さん、お疲れさまでした!

 

 

次回の学習会は2024年2月を予定しています!

 

骨とグループワークを学ぶ|作業療法学科合格後学習会レポート

2023年4月から、日本リハビリテーション専門学校の作業療法学科(昼間部・夜間部)に入学予定の皆さんに集まっていただき、第1回目の合格後学習会を行いましたので、その時の様子をレポートします。

 

 

 

今回の学習会は、まず参加者同士でお互いの自己紹介からスタート。自己紹介とは言っても名前を伝えるだけではなくて、お互いの共通点を探すレクリエーションも行います。

 

 

 

「今日電車で来た」

 

 

「目が悪い」

 

 

「やる気がある!」

 

 

など、色んな視点から共通点が挙がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

はじめて会う参加者同士、最初は緊張感がありましたが、意外な共通点もあったようで、時間が経つにつれてだんだんと緊張もほぐれ、笑い声が絶えないレクリエーションになりました。

 

 

 

打ち解けた後は、作業療法学科昼間部の栗原先生から「4年間の学び」について説明がありました。

 

 

 

 

 

 

基礎の大切さや国家試験はどんな問題なのか、これからの4年間をどう過ごすのか、入学前だからこそ伝えたい大切なお話でした。皆さん時折メモを取りながら真剣に聞いていました。

 

 

 

続いて、医学の基礎となる骨の勉強をグループワークで学んでいきます。先輩となる在校生がアドバイスしながら、骨の名前や仕組みに触れていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者の皆さんにとって骨の勉強はほぼ初めての中、実際に自分の身体を触って確認したり、お互いに相談したり、グループで協力して骨の位置や名前、特徴を覚えていました。

 

 

 

 

 

 

最後に、今日勉強したことをグループ内でお互いに説明し合います。自分の言葉で説明することで、しっかり理解し定着することにつながっていきます。

 

 

 

今回参加していただいたみなさんには、暗記が多く難しい医学の勉強も、グループワークを通して皆で協力しながら効率よく勉強を進めていく「日リハスタイル」を体験してもらいました。

 

 

 

 

 

 

次回は12月18日(日)を予定しています。今回とはまた違った内容になるので、今回参加した方も参加できなかった方も、次回ぜひ参加してみてくださいね!