膝のテーピング

2020年4月から理学療法学科に入学予定の皆様に合格後学習会を行いました。

 

 

 

 

本題に入る前に、まずは本日の内容と、入学後の勉強について少し説明がありました。

 

 

入学後に学習する「解剖学」「生理学」「運動学」の3科目は医学の基礎と言われ、理学療法士や作業療法士だけでなく、医療従事者全員の共通言語となる重要な科目だと先生からお話がありました。

 

 

 

さて、今回の合格後学習会のテーマは「膝のテーピング」です。

まずは、膝の構造について講義を受けた後、具体的なテーピング方法について学びました。

 

 

 

 

 

 

学習会で行った膝のテーピングでは、3つの疾患別にテーピングを行いました。それぞれテーピング方法が異なるため、グループ毎に在校生がテーピングの方法を詳しく解説。

 

 

 

 

 

 

参加者が2人一組となり、お互いに膝のテーピングを行いました。もちろん、在校生が一組ずつしっかりサポートしてくれました。

 

 

 

 

 

 

参加した皆様はほとんどが初めて会う人たちばかり。最初は緊張している様子でしたが、徐々に緊張もほぐれ、授業後は賑やかに雑談されていました。

 

 

 

医学の勉強なので難しいところもありますが、日リハは少人数制だからわからない事も聞きやすい環境です。

 

 

 

こんな機会に、来年の4月からクラスメイトとなる人たちと交流を図っておくと、入学後の学校生活にも馴染みやすいことでしょう。

 

 

 

今回は参加できなかった方も、次回はぜひ参加してくださいね。

 

認知症サポーター養成講座

老年期分野の見学実習を控えた作業療法学科昼間部2年生に「認知症サポーター養成講座」を行いました。

 

 


 

 

■認知症サポーターとは

 

認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組んでいます。

 

【参考】厚生労働省 認知症サポーター

 

 


 

 

 

今回の講座には、東京都豊島区の認知症キャラバン・メイトの2名の方が来校して、講義をして下さいました。

 

 

 

はじめに認知症の具体的な症状や行動、心理状態、治療、予防について理解を深めました。認知症は65歳以上の高齢者5人に1人といわれ誰にでも起こる可能性がある脳の病気です。

 

 

 

 

 

 

次に認知症の人と接するときの心構えを学びました。

 

 

 

認知症の方への対応について動画で学んだ後、具体的な事例からどのように対応することが望ましいか4人一組のグループで考えました。

 

 

 

また、認知症の人をリハビリに誘う時の望ましい声かけや悪い例を2人一組で行い、その感想を発表しました。

 

 

 

 

 

★学生の感想★

 

「認知症の方への接し方はほかの患者様に対しても必要だと思いました」

 

「医療者としても、人としても町の中でも困っている方がいたら
手助けをできるようにしたいと思いました」

 

 

 

 

実際に悪い声かけからは、当事者が受けるダメージをそれぞれが感じたようです。また講義を通して認知症に対しての理解が深まりました。

 

 

 

最後に受講した皆さんには「認知症の人を応援します」という意思を示す目印
オレンジリングが配られました。

 

 

 

 

 

 

受講された皆さん!この経験をぜひ活かしてください。

 

 

 

 

 

☆彡2019年初開催☆彡

2019年9月16日(月)に、作業療法学科を対象に第1回合格後学習会を行い、早々に2020年4月から入学予定の皆さんに、作業療法の勉強に触れて頂きました。

 

 

 

今回の合格後学習会のテーマは、

 

『骨標本』を見ながら人体を組み立ててみよう

 

です。

 

 

 

 

講義中に先生からの質問も挟みながら、考えながらの内容でした。

 

 

 

普段生活している中で、骨の役割・骨の数を気にしながら生きている人は、なかなかいませんよね。そこで、入学する前に少しでも、頭の片隅に記憶しておいてもらいたいと思っています。

 

 

 

 

そうは言っても、いきなり勉強を始めるのは大変ですので、まずは自己紹介で皆の気持ちをリラックス。

 

 

 

参加者3~4人ごとにグループを作って、各グループに日リハの学生が1人ずつ加わりながら始まりました。

 

 

 

 

 

 

皆さん「はじめまして」ですね。

 

 

 

 

その後、先生から、クエスチョンタイムが始まります。

 

 

(この記事をご覧のみなさんもぜひ一緒に考えてみてください)

 

 

Q.人間の首の骨は何本あるでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、7本です!

 

 

 

 

 

参加者に「動物を飼っている方は、いますか?」と聞いてみたところ、犬や猫だけでなく、鳥を飼っている方もいましたので、続けて問題です。

 

 

 

 

 

Q.動物の首の骨の数は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間と同じく7本なんです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、キリンも首は長いですが骨の数は同じ7本なんです。参加者の皆から「へえー」という声があがっていましたよ。

 

 

 

 

 

他にも、

Q「手の指の骨の数は?」

Q「胸の骨の数は?」

Q「肋骨は全て何本ある?」

Q「腰の骨の数は?」

などについて考えてみてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、グループごとに「骨標本」を見て、骨・名前・位置を意識して覚えながら、人体模型を組み立てるグループワークの時間に。

 

 

 

 

 

 

 

 

学生が主体となって進行していきましたので、グループによって学習の進め方は様々。

 

 

「学生が、一つひとつの骨の特色を説明しながら組み立てるグループ」

 

があったり、

 

「参加者に、一つ一つの骨を触ってもらいながら、骨標本と照らし合わせながら進めていくグループ」

 

があったりしました。

 

 

 

 

 

 

最終的に、全てのグループで、バラバラの骨の状態から、人体を完成することができました。

 

 

 

 

 

 

初めて顔を合わせたクラスメートと協力し合って、早くも入学前から打ち解けられましたね。

 

 

 

 

 

 

本日学んだ内容をきっかけに、自分の身体を触りながら、骨の部位を確かめてみてくださいね。

 

 

半年後、皆さんとお会いできること、心待ちにしています。

 

 

 

当校では早めに合格が決まった皆さんに、一歩先に早く理学療法・作業療法の、勉強に触れていただける機会を設けています。

 

このように事前に学習会を開催できるのも、少人数制で面倒見が良い当校ならではの取り組みではないでしょうか。

 

 

 

今後も学習会を開催します。日リハの合格が決まった方はぜひ参加して、医療の勉強に触れてみてください。

 

4月からのクラスメイトと早めに交流もできるので、入学後の学校生活にもなじみやすくなるでしょう。

 

 

 

日リハへの受験を検討されている方。ぜひ、早めの受験を選択して、合格後学習会で早めに日リハの講義を実際に体験してみませんか?