日本リハビリテーション専門学校

トップページ>パワーリハビリテーションについての講義が行われました
パワーリハビリテーション研究会会長竹内孝仁先生にお越しいただき、臨床医学概論の授業にてご講義いただきました。

パワーリハビリテーションとは・・・
老化に対するリハビリテーションで、軽負荷のマシントレーニングを中心とした運動プログラムです。老化や器質的障害により低下した身体的・心理的活動性を回復させ、自立性の向上とQOLの高い生活への復帰を目指すリハビリテーションの新しい手法です。
身体の動きが良くなった、疲れにくくなったという動作・体力の改善は「自己認識・自己概念」に変化をもたらし、自信もついてきます。自信がつくことにより、行動の変化も生まれてきます。また、神経から放出される物質には、うつの改善などの心理的効果も発揮します。

パワーリハビリテーション研究会会長
竹内孝仁先生
 
 
授業を受けた学生のコメント>
この授業では、寝たきりの患者様や老齢者の脳卒中やパーキンソン病、認知症を患った患者様がどの程度、機能回復し自律が可能となるかについて、症例を通して学ぶことが出来ます。私たちが通常の講義で学ぶのは、脳卒中や骨折などそれぞれの疾患に対するリハビリテーションですが、一般的な慢性期の高齢者に対するリハビリテーションは学ぶことは出来ません。しかし、パワーリハビリテーションでは慢性期の疾患を患った高齢者方々に対して、通常のリハビリテーションでは考えられないほどの機能回復を即すことが出来ます。具体的には車椅子で生活していた人が歩行することが可能となったり、さらには認知症の回復や患者様の行動変容を促し、患者様、一人一人のQOL向上に繋げることが可能となります。今後、高齢者がますます増加していく中で、慢性期の疾患や障害を持つ高齢者の方々の機能回復を促進し、自立支援や介護軽減を実現していくことが私たち作業療法士の重要な責務であると思います。そのためには、すべての授業で講義されることを真剣に学び、さらに教科書上で学ぶだけでなく、自分自身で考え行動し専門知識を深めていくことが、患者様のニーズに沿ったリハビリを提供する作業療法士になるために不可欠であると思います。

作業療法学科
昼間部3年
星野奈美