日本リハビリテーション専門学校

トップページ>作業療法学科・授業紹介「基礎作業学演習」
作業療法士は、生きること(衣食住)、働くこと(仕事・学業)、遊ぶこと(趣味・娯楽)、これら全体を<作業>と呼び、これらの<作業>を治療的に用いることを通して、患者さんの心身の機能回復や生活機能の再建を図ります。今回は「基礎作業学演習」の授業をご紹介します。
Q.基礎作業学演習とは、具体的にどのような授業ですか?
1. 木工2.タイルモザイク3.美術4.陶芸5.籐細工
6.マクラメ7.織物8.革細工9.銅版細工10.玩具11.その他の手工芸を学びます。

Q.授業の目標は?
作業療法の手段として用いられる代表的な種目に対して、具体的な手順・行程を実習し基本技法(作業活動の特性、必要な身体機能・精神機能、材料・器具の特性と使用法)を学びます。

Q.手先が特別に器用でないと作業療法士には、向いてないでしょうか?
作業療法の手段として用いられるものは、入学後に勉強し努力しなければなりませんが
特別に手先が器用である必要はありません。

シーサーを製作中。
色付けしない部分に釉薬を塗ります。
織機を使用してマフラー等を織ります。
織機や手織りの基礎から応用までを学びます。

作業療法学科昼間部2年 佐藤かほる
基礎作業学の授業では、織物と陶芸の班に分かれ、専門家の先生が指導してくださいます。
陶芸の授業では、木工室にある電動ロクロ、手動ロクロを使い、本格的な陶芸の材料や手法を学ぶことができます。毎回、土を練ることからはじまり、お皿やお茶碗、置物の人形など、様々な物の作り方を学び体験します。実際に窯で焼いている途中の様子を確認し、焼き上がった後には色付けを行います。授業では、陶芸の全過程を実際に体験できます。 この授業では、流れの把握、困難な箇所の援助、注意点など、対象者の立場から考えることができました。
同じ題材で作っても、それぞれの個性が出るところが陶芸の楽しさの一つだと思います。見栄えもよく、実用的な作品が作れるので、クラスメイトも思い思いに好きなものを作って楽しんでいました。この経験を活かし、今後の臨床実習や現場に出たときに、陶芸の楽しさを知ってもらえるような援助が出来たら良いと思っています。