作業療法士は、生きること(衣食住)、働くこと(仕事・学業)、遊ぶこと(趣味・娯楽)、これら全体を<作業>と呼び、これらの<作業>を治療的に用いることを通して、患者さんの心身の機能回復や生活機能の再建を図ります。今回は「ADL」の授業をご紹介します。
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Q. |
ADLとは、何の略ですか?
Activities of Daily Living(日常生活活動)の略です。
具体的には、日常的に行なう移動、更衣、整容、食事、トイレ、入浴などの動作のことです。 |
Q. |
ADLとは、どのような授業ですか?
病院や施設での生活に限らず、地域(在宅)で生活することや社会制度まで幅広く学びます。今回の福祉用具(車いす、杖など)の授業は、新しい知識や技術を福祉用具に触れて学びます。使用方法だけではなく、使う人の心を知る大切な授業の一つです。 |
Q. |
授業の目的は?
具体的な障害のみならず、新しい知識や技術を通して生活の障害を理解し、その実際を学びます。 |
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| 福祉用具専門相談員の方に、多種類ある車いすの各々の違いや特性について伺いました。 |
使う人にとって最も適したサイズの車いすを選ぶため、座高など身体の測定をします。 |
片足を固定して、杖をついて教室や校内を歩くことで使う人の心を理解します。 |
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作業療法学科夜間部3年 宮澤直紀
この授業では、病気や障害により歩くことが難しくなった患者様の移動手段である車椅子と杖や装具等について学びます。実際に使われている車椅子と杖や装具を用意して頂き、その種類や用途、使用に際しての注意点など、大変詳しく講義を受けることが出来ました。我々学生も自らの膝をガムテープで固定し、つまり膝が動きにくくなるという障害の疑似体験をしながら、実物の福祉用具に触れることが出来たのは貴重な経験です。なぜなら患者様の病気や障害、体のサイズに最適な福祉用具を提案することは、作業療法士の重要な仕事のひとつだからです。まずは病気や障害をお持ちの患者様の気持ちや不便を察して、次になぜその福祉用具が最適なのかを裏付けなければなりません。そのためには通常の授業で講義される医学的な専門知識を深めることも不可欠です。患者様の気持ちに寄り添うことのできる作業療法士にならなければと肝に銘じています。 |